記憶の封印を解く快著! 「愛しのインチキガチャガチャ大全 コスモスのすべて」
私たちは、子供の頃欲しかったモノの記憶は、そう簡単に忘れない。怪獣消しゴム、キン消し、ガンプラ、ビックリマンシール、ゲームウォッチ、ファミコンソフト。おもちゃコレクターがテレビに出ていると、大人になってよくもまあ、と呆れるふりをしつつ、心のどこかに羨望の念がわき起こるのを止めることが出来ない。
だが、子供の頃欲しくなかったモノの記憶は、そうではない。いらないのであっさり捨てられ、だれも思い出して懐かしんだりはしない。
ところが、「愛しのインチキガチャガチャ大全」に載っているのは、まさにそういうモノばかり。ガチャガチャに混ざっていたハズレ景品やがっかり景品。そんなものを作っている会社に全く興味もなかったが、わずか11年で姿を消していたとは。
読んでびっくり。なんと、私はかなりの商品を知っているではないか。思えば、当時のガチャガチャは、ちゃんと欲しいものが出ることの方が少なく、ほとんどは謎のハズレ景品だったのだ。なかったことにされていた記憶の封印が解かれ、一喜一憂(いや憂の方が断然多いのだが)の子供時代が蘇った。








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