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2005年2月

2005年2月28日 (月)

ラクガキ王国2 魔王城の戦い

 描いた絵が3D化して動き出す、夢のゲーム第2弾。今回はアクションゲームなので、前作以上にラクガキがぴちぴちとはね回り、見ているだけで楽しいものとなった。
 タイトーより、2004年9月に発売。

●このゲームは、とても短い。
 ステージをクリアするだけなら、おそらく10時間とかかるまい。
●しかし、このゲームはとても長い。
 前作よりはるかに緻密に描けるようになったラクガキ。しかも、描くだけではなく、アクションゲームならではの動きや技を設定する必要がある。こだわればこだわるほど終わらない!

●このゲームは、とても易しい。
 ステージに難しいところはほとんどない。強いラクガキを作るための法則を理解すれば、ボス戦もたやすい。
●しかし、このゲームはとても難しい。
 デザインにこだわりを持ってラクガキを作ると、ラスボスに勝つことはほぼ不可能になる。勝つためのラクガキとは区別すべきだ。

●このゲームのストーリーはとても悪い。
 子供向けの癖に妙にひねた性格の主人公。ムービーに力が入っている分長く、オープニングなどはタルくて寝そうになる。
●しかし、このゲームのストーリーはとても良い。
 ところが、エンディングは「この世界にもっといたい」と思わせる作り。ゲームの性質上、クリア後もラクガキし続けるプレイヤーがいることを考慮したストーリーだと思われるが、ゲームが済んでから盛り上がるってのも珍しい。

 前作が、プレイヤーには好評なのに投げ売り、という状況だったのをふまえ、2ではお金をかけて丁寧に作られた所が目立つ。ムービーはスタジオ4℃が手がけており、キャラの演技、声優の声など全体に高品質。
 ただ、元企画屋としては、もっとラクガキと攻略が直結するような、とんがったステージや、手強いザコ敵が欲しいと思った。PCゲームだったら、追加マップが売れたりしそうだが、PS2だからそういう商売はないだろうなぁ。

2005年2月27日 (日)

中古ゲーム売り場で

 今日、ゲーム屋に立ち寄ったのですが、昨年末をにぎわせたヒット作、

「ドラゴンクエスト8」
「メタルギアソリッド3」
「テイルズ オブ リバース」

が、いずれも中古3980円で売られておりました。
 皆さんなら、どれを選ぶでしょうか? 値下げ率が一番高いのはドラクエだなぁ、あと一本しかないのはテイルズだなぁ、メタルギアは近いうちにもう一段階値が下がりそうだなぁ… いずれも一定の面白さは保証されたタイトルだけに、非常に迷います。

 で、結局3980円で
グランドセフトオート:バイスシティ
を買って帰りました。coldsweats02

追記: 前の持ち主が喫煙者だったらしく、開けたらタバコの臭いがしましたが、それすらもこのゲームだと似つかわしい気がします。

2005年2月25日 (金)

「ときめきメモリアル」がMMOゲームに!

 きょーびときメモなんて、誰も話題にしねーよ、とか思ってたら…
 ときめきメモリアルオンライン、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!

 ヒロイン詩織に群がる男、また男!
 ヒロインの行動に合わせて、校庭で、遊園地で、公園で発生する「大名行列」!
 伝説の木の下をめぐって繰り広げられる、血で血を洗う争奪戦!


 ↑などという内容が一瞬で妄想出来てしまいましたが、イカれてますか、そうですか。
 公式サイトを見ていただければ分かりますが、実際の内容はとても穏やかでまともなものです。要するに、生徒がみんなプレイヤーな訳ですな。アバターチャットの発展系みたいな物か。
 ただ、何しろMMOですから、プレイヤーの行動次第によっては学園が崩壊しかねない訳です。ヤンキー魂を発揮する者も出てくるでしょうし、ネカマも常態化するでしょうし、エロ専のプレイヤーだって相当数出てくるでしょう。
 そうなってくると、望ましくないプレイヤーを管理するために、スタッフが生徒指導教師とかやるんでしょうか。でもって生徒たちが、「規則がやかましくてやってられねーよ」とか愚痴ったりするのでしょうか。その上そいつらが、リアルでも現役の高校生だったりするのでしょうか。現実と何が違うんだよ、オイ。

 実際の所を知りたいので、βテストが始まったら応募してくれるという勇者を募集します。俺か? 教師役が可能なら出てもいい(笑)

2005年2月23日 (水)

アストロボーイ鉄腕アトム アトムハートの秘密 その6

De3sowxb 【復活編】
 普通のゲームで言うところの〈2周目〉。真のエンディングを見るために2周やれ!というゲームはこれまでにもあったと思うが、このゲーム、ここから全く別のゲームに化けるので驚きである。
 ステージは、ほぼ1周目のまま。加えて、アトムハートも集まりパワーアップしている訳だから、クリア自体は容易。ところが、そうは問屋が卸さない。手塚キャラたちから情報をもらって解き進むアドベンチャー仕立てに目標がシフトするのである。会話イベントの変更だけで、これを実現してしまっているのには恐れ入る。しかもストーリーが抜群に面白い
 2周目では、今までなぜ出ないのか不思議だった悪役、ランプ氏が万を侍して登場。遺跡発掘にいそしむブーンも見られる。青騎士もカッコよく登場。そして何より、ブラック・ジャック。岬の一軒家までちゃんとステージ背景になっているぞ。無菌テントで手術している上空でのバトル、も、燃える!

【第八章 地球最大の冒険】
 すべての謎が解けたときに出現するラストステージ。
 真のラスボスがガロン、というのは見事なチョイス。原作でもアトムがかなわない相手、という設定だった。
 「地球最大の冒険」とは、白黒アニメ版アトムの最終回タイトル。実はこの時、マンガはまだ連載途中で、しかも後にマンガの方は雑誌の廃刊により未完で終わっている。従って、アトムの結末としては、この「地球最大の冒険」が最初のものとなるのである。
 アトムが太陽に飛び込む衝撃の結末は、当時の子供たちに絶大な印象を残した。ゲームでも同様に、アトムが太陽に飛び込むことになるが、結末は見てのお楽しみ。ところでこのときの板状のものを抱えた姿は、むしろ「アトム今昔物語」(白黒アニメの最終回から続く外伝的マンガ)から取っているように見えるが、それはちょっと考え過ぎか。

 エンディングのメッセージなどは、スタッフに手塚治虫が乗り移っているのかと錯覚してしまう出来映え。時々、こういう感動があるからゲームはやめられないんである。

終(ネタバレ部分は反転してお読み下さい)

〈おまけ〉
 スタッフロールが終わって地球が表示されたら、そのまま数分間放置すること。これで最後のアトムハートが埋まる。

2005年2月21日 (月)

手塚治虫「バンビ」が復刻??

 三たび登場の「たけくまメモ」ですが、面白いだけじゃなくて情報有益すぎ。
 かつて著作権が今ほどしっかりしていない頃、ディズニー映画の「バンビ」や「ピノキオ」を、手塚治虫がマンガにしていたのはファンの間で有名ですが、このたびそれが復刻されるということで、万歳三唱であります。
 何しろ、「ディズニーの許可なくして再出版は不可」ということで、そのネームバリューにもかかわらず、幻の古書で通っていた逸品です。まんだらけでウン十万の値が付いて、ショーケースに鎮座していたお姿を何度眺めた事よ。
 出版形態はまだ不明ですが、ここは一つ、原本通りのフルカラーでお願いしたいところ。手塚初期作品の色彩感覚は素晴らしいので、ぜひ!

2005年2月20日 (日)

アストロボーイ鉄腕アトム アトムハートの秘密 その5

【第六章 ロスト・ワールド(前世紀)】
 「ロスト・ワールド」は、手塚治虫が学生時代からあたため続け、デビュー直後に発表したSFマンガとして名高い。が、本ゲームではタイトル名以外特に関係ないようだ。コナン・ドイルの同名の小説とはもっと関係がない。
 舞台は一転して古代遺跡へ。シャラク王子(「三つ目が通る」)、サファイア王女(「リボンの騎士」)、ドンドラ(「ドン・ドラキュラ」)がアトム一行をお出迎え。隠しキャラでユニコも登場する。やっぱり悪役モードのシャラクはいかすねぇ。

【第七章 地上最強のロボット】
 アトムとプルートウの対決を描き、原作で最も人気があったエピソードが「地上最大のロボット」である。現在、浦沢直樹が執筆中の「PLUTO」は、このエピソードを下敷きにしたもの。原作とセットで読んだ人も多いのではないだろうか。ゲームの方は、タイトルを2003年版に合わせた模様。
 さて、このステージはアクションゲーム終盤にはよくあるボスオンパレードってやつで、ノース2号にモンブラン、エプシロンにプルートウ、なぜかこのメンツに加わっている電光、とそうそうたるメンバーが相手をしてくれる。
 さすがにこの辺までくると、難易度も上がってくる。しかし、その程度でへこたれるアトムではない! …はずなのだが、ボスを見事倒したのに、容赦なくバッドエンド! どうなる人類? どうなるアトム?
 と、思ったそのとき!
続く(ネタバレ部分は反転してお読み下さい)


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2005年2月19日 (土)

アストロボーイ鉄腕アトム アトムハートの秘密 その4

_tlkl4og 【第四章 デッドクロス殿下】
 「デッドクロス殿下」は、原作では、ロボットの大統領就任をめぐって、デッドクロス率いる反ロボット派が暗躍するという、これ以上アトムらしいストーリーはないと思われる名エピソード。
 ゲームの方では、舞台が南極と改められ、ラグ大統領だけでなく、レッド公とニョーカがお出迎え。メトロポリスをはじめ、数々のマンガで政治家を演じているレッド公はともかく、ヒロインがニョーカという超マニアックな人選にはのけぞってしまう。正直、「キャラクター名鑑」の解説見るまで思い出せなかった…

ニョーカ
80年のアニメ版「鉄腕アトム」で最終回「アトムの初恋」に登場。爆弾を内蔵したロボットと言うことで、分解されてしまう悲劇のヒロイン。アトムは、形見としてニョーカの足をもらい、だから女性みたいな足なのだ、というお話。

 さて、ステージが始まると、デッドクロスの部下が襲ってくるのだが、こいつらがブラックルックスとなっているあたりがまた、ファンを唸らせる。

ブラックルックス
母親をロボットに殺され、反ロボット組織を率いることになった少年の物語。南アのアパルトヘイトまで語っているところがあなどれないエピソード。「世の中にただひとついこいの場所があるとすれば それはおかあさんのひざの上である…」というリフレインは秀逸。

【第五章 マリンエクスプレス】
 これの元ネタは、鉄腕アトムではなく、79年に放映された2時間アニメ「マリンエクスプレス」である。当時、24時間テレビ「愛は地球を救う」というのがあり、その中で手塚の2時間スペシャルアニメ、というコーナーが設けられていたのである。中でもこの「マリンエクスプレス」は、アトムとブラック・ジャックが競演するのをはじめ、手塚キャラ総出演のお祭り作品として有名なのだ。このゲームの舞台としては、ハッキリいってふさわしすぎる(笑)。
 逃走したデッドクロスを追いつめると、マスクの下からは原作とは異なる正体が! そして、天変地異がアトムを襲う!

続く(一部ネタバレは反転してお読み下さい)

2005年2月16日 (水)

「スクリプト解明まで仮置き」

Y5ivuxcy  厨なネタで申し訳ないが、2chから仕入れた驚愕の情報。
画像は、最近出たばかりのPSP版「ポポロクロイス」だが










 とりあえず、完成してないゲームを売っちゃいかんだろ。

618 :名無しさん、君に決めた!:05/02/16 00:26:50 ID:???
スクリプト解明ってことはアレか
移植を担当した会社はPS版を解析して作ったのか


 ↑これ鋭いね。多分、小さな会社が短い納期で作ってて、メッセージの置き換え忘れが生じたんでしょう。それにしても、ピエトロ王子と言えば、PS陣営にとってはかなり重要な商品だったはず。他にバグもあると聞いているし、もう少し丁寧に作るべきなのは明白だが、それもできないくらい制作側は余裕を失ってるってことなのかねぇ。

2005年2月14日 (月)

クローバースタジオの覆面コロッセオ

 クローバースタジオ、というゲーム会社をご存知だろうか。
 昨年、カプコンの開発部から子会社へ変わり、「ビューティフルジョー」や「大神」といった個性的なタイトルを手がける独立愚連隊である。

 最近、公式サイトにぶっちゃけトークを披露する覆面コロッセオなるコーナーが発足したのだが…

企画というのは他のセクションとは違い何の技術もない海のものとも山のものとも分からない人間を採用することになります。
ですから使えるようになるまでは生ゴミみたいなもので、周囲の扱いもその程度です。
採用時も優れた人材を見分けるのが非常に難しく、はっきり言って学歴や企画書なんて見てません。
面接してみて面白そうな奴ということが大事なんです。
やる気があって人生経験の厚みみたいなものを感じさせてくれる人とは一緒に仕事をしてみたいと思ってしまいます。
はっきり言ってゲームの話題しかできないような人間は必要ありません。


 俺がいた頃とちっとも変わってやがらねぇ(笑)
 他の職種の説明もそうだが、激動のゲーム業界にあって、昔のカプコンの社風って意外と根強いものなんだと再確認。その意気で、気骨あるゲームを作ってほしい。それにしても、懐かしくも恐ろしい職場の雰囲気が一気によみがえった感じだ。
 以上、生ゴミに終わった人間より。

2005年2月13日 (日)

アストロボーイ鉄腕アトム アトムハートの秘密 その3

Tjkzscbz 【第二章 十字架島】
 太平洋上で事件発生。今回、中ボス扱いで登場する「人工太陽球」は、連載時にはアトムが溶かされてしまったという衝撃のエピソードで有名。
 事件発生地点が「太平洋Xポイント」とされているが、これは同名の初期短編マンガからとったもので、ファンには感涙もの。

 中ボスを倒し、島へ上陸すると、そこは金三角やスカンク(どちらも鉄腕アトムには欠かせない悪党キャラ)の秘密基地…という設定なのだが、手塚ファンには楽園かもしれない(笑)
 なにしろ、上陸早々レオが出迎えてくれるわ、W3はいるわ、ヒゲオヤジも出るわ、マグマ大使が隠れているわ、七色いんこはシャーロック・ホームスパンを名乗るわ、V3号が敵で出るわで、ちょっとしたお祭り騒ぎだ。
 中でも特にいいのが、上図にも掲げたビッグXのシーンだ。薬品ビッグXでかけ声と共に巨大化するところまで完全に再現されているぞ。背景の遺跡にリボンの騎士の像があるのは、実は伏線だったりする。

 マンガでの「十字架島」と言えば、変身ロボットプークの活躍が印象的だった。ゲームでもプークはばっちり変身してくれるが、この場面はゲームファンへのサービスとなっている。トレジャーが作った変身ボスセブンフォースを想起させる内容になっているのだ。

【第三章 アトム対アトラス】
 月面プラントで、ライバルがついに対決。
 このステージでも手塚キャラが大挙して登場。隠しキャラでジェッターマルス、「来るべき世界」のフウムーン(しかもアニメ版バージョン)、「リボンの騎士」の悪魔少女へケート、舞台が月面のせいか、人外のキャラばかり(笑)
 アトラスとの戦いは、謎の冷凍カプセルの登場で水入りになってしまうが、手塚ファンなら、ストーリーで明かされるまでもなく正体がわかってしまうかも。

続く(ネタバレ部分は反転してお読み下さい)

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