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2005年7月

2005年7月31日 (日)

「赤ちゃんはどこからくるの?」

 昨年、店頭で予約するのに困るタイトルの第一位に輝いた「君のためなら死ねる」に、続編が発表されました。

「赤ちゃんはどこからくるの?」公式

 いやっほう! 今年も第一位決定ですね!

 ファミ通では、一切の記事を掲載せず、6ページ連続の謎広告。公式サイトでは、前作同様の電波ソングががんがんかかっており、セガ、調子乗りすぎです。

2005年7月29日 (金)

タイトーメモリーズ 上巻

拝啓 タイトー様

 貴社は、スペースインベーダーの発売以来、多数のアーケードゲームで業界を盛り上げてきました。今回、PS2でその足跡に触れることが出来るということで、多くのオールドゲーマーが期待したであろうと思われます。

 上巻だけで実に25タイトル、エミュレーション技術によるベタ移植であるとは言っても、1タイトルあたり200円という計算になり、すさまじいお買い得感と投げ売り感に涙が止まりません。ファミコンミニの1タイトル2000円と比べると、タダみたいなもんです。

 私は、上巻収録のタイトルの中では、ダライアス外伝、キャメルトライ、メタルブラックが好きです。これらの移植版も当然プレイしておりますが、なにしろセガサターンやスーパーファミコンですから、押入から引っ張り出しても動くかどうか怪しいものです。これらの名作に再会できるだけでも〈買い〉である、そう判断いたしました。

 ああそれなのにそれなのに
何ですか、このクソ仕様は。
実際には「キャメルトライ」「メタルブラック」を含む5タイトルにロックがかかっていて、選べないようになっているではありませんか。
 プレイ時間やプレイタイトルによって、だんだんロックが解除されていくという仕様で、ハードルも低いのですが、それでもひどい仕打ちとしか言いようがありません。誰がこんなゲームを買うのかと言えば、昔を懐かしむオヤジたちでしょう。棚にコレクションとして並べておき、時々思い出したように取り出しては、お気に入りのタイトルを軽く遊ぶ。そういう遊ばれ方が主流ではないのでしょうか。だとすれば、こんなやりこみ要素は無用ですし、いちいちロック解除済みのメモリーカードをセットしなければならない、などというのは邪道も邪道です。人に貸すこともできないじゃないですか。

 若く、思い入れのないスタッフが、ユーザーの事を考えずに指揮をとったとしか思えません。下巻も同じようなものなのでしょうか。「ちゃっくんぽっぷ」にロックがかかっていないよう、祈るのみです。

2005年7月26日 (火)

「DEATH NOTE」を捕獲した その2

 先日は6巻までしか手に入れてなかったので、辛抱たまらず最新刊の7巻を捕獲した。なんじゃこりゃ、皆殺しですか。

 せっかくいい味を出し始めていたキャラが退場してしまうのは、なんとももったいない…という中、逆にさっさと死んだ方がいいんじゃないかと思っているのがミサミサ。
 こいつさえいなければ、デスノートはもっと純粋に心理戦、推理戦になっていたハズなんだよね。

第6巻50ページで
「そしてミサは友達を絶対裏切りません 任せておいて
 三人 力合わせてキラ逮捕!」


などと調子のいいことを言ってますが、このときのポーズがこまわり君の「死刑!」のポーズなのに気が付いた。あまりにも古いネタだし、しかもチャンピオンだろ、「がきデカ」って。
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2005年7月25日 (月)

萌えバトンに異議あり

 某専門学校を裏で操る暗黒プログラマー集団のOBから、バトンがまわってきた。最近、音楽とかマンガとか色々なものが回りますが、恐ろしいことに今回のは萌えバトンだそうで。
 仮にも一応教員の身になんちゅーものを送ってくるのかね。今度帰ってくるときには覚悟しときたまえ。

●属性を正直に告白(妹属性とかメガネ属性とか)
 昔、ときメモをやったら片桐さん、
 サクラ大戦ではマリア
 サクラ大戦3ではロベリア
にたどり着いたという実績から考慮するに、我が道を行く変人タイプがいいみたいです。いや、この辺は正直自覚ありますんで、過去の経験からも。

●萌え衣装を答えよ(メイド服とか背広とか)
●萌え小道具を答えよ(包帯とか首輪とか眼帯とか銃とか)
●萌え仕草を答えよ(受でも攻めでもどっちでもいい。ときめく仕草)
●萌え場所を答えよ(海とか山とかその二人がここにいると最高にいいっての)
 こんなアンケートやってるから、てめーらはダメなんだ、という典型。そもそも、一問目の「属性」も含めて、これらはパターン、つまり類型化の思想と言える。
 これらの要素ってのは、もともと、作り手が自らの無能をごまかすために使っているパターンに過ぎないのである。本来のキャラ萌えというのは、もっと創造的なものだ。たった一人で市場を切り開いてしまった綾波レイをちっとは見習え。
 もっといけないのは、オタク共が「俺○○属性だから〜」とか言い出すこと。キモい。こういう連中は、以後、自分が表明した属性に従ってのみ、商品を選ぶようになる。自分で感性のアンテナを引っ込めてどうする。世の中の面白いものをいち早くキャッチしなくて、なんのためのサブカルチャーだ。
 「私は○○属性なのですが、○○というギャルゲーは楽しめるでしょうか?」
 「そのゲームのストーリーは○○という展開になるので、あなたは回避するのがいいです」
 ネット上でしばしば交わされている、このての気色悪い会話は一体何なんだ。もうお前らゲームしなくていいから余すところなく死ね。予定調和しかないストーリーで現実逃避か、おめでてーな。そもそも物語ってのは、運が良ければ新しい自分を発見できる可能性すらある、すばらしい表現ジャンルじゃないか。見る前から選別して、自分を型にはめてどうするよ。平凡で退屈な日常、なんてのはなぁ、てめぇの心がけ一つでたちどころに吹っ飛ぶんだよ。

 私がギャルゲーに見切りをつけたときには、12人のかわいい女の子が、主人公を争って殺し合うような地雷ゲームを作って世に問うつもりだ。

 そんなわけでバトンはここで終点。

2005年7月24日 (日)

「戦国BASARA」

4qrprmrc  戦国BASARA公式

 これ、ああ「戦国無双」のパクリね、ってことで、発表当初の期待値は低かったんですわ。
 最初に「ん?」と思わされたのは、小出しに情報公開されるキャラでした。伊達・真田の主役陣は、スカしててどうも気にいらんかったわけで、いや、そもそも俺ダンテも嫌いだし。ところが、本田忠勝がメカ化してたり、マッチョ宣教師ザビーが出たあたりで、〈スタイリッシュ〉のかけ声が何やら怪しくなってきたのです。
 そもそも、カプコンのキャラ作りは、伝統的にユーザーの持つ常識をどこまで裏切れるかで勝負しているようなところがありまして、例えばスト�のダルシムでは、どこまで手足を伸ばすとスタッフから笑いが起こるかという基準で、技を作ったりしたそうですが、そういう感覚がにわかに復活したかのような雰囲気を感じたのです。
 ザビーも、オールドカプコンファンならば、「キング オブ ドラゴンズ」でも「D&D」でもクレリックはマッチョ、という前例にならったものと看破できるハズです。

 さて、このゲームも先日無事発売となりまして、公式サイトでの情報も全公開となっておりますが、正直スマンかった、参りました、「戦国無双」が束になっても絶対かないませんわ、このバカっぷりは

 何しろオープニングからして狂ってます。
 伊達政宗は、手放しで馬を駆ってますし、旗は暴走族のごとき文字が乱れ飛んでますし、だいたいお前、なんで英語しゃべってやがるんだよ。しかも下手くそだし。
 一方の真田幸村は、武田の忠臣である、と言うところまでは史実に沿っているのですが、ボーイズラブ風味を遙かに通り過ぎて単なるバカップルになり下がっており、腐女子でも多分ヒく。

 こんなものを大作クラスのお金をかけた演出で見られるんだから、まだまだカプコンも捨てたもんじゃない。ゲームが割と普通な無双っぽく見えるのが、かえすがえすも残念であります。

2005年7月23日 (土)

手塚眞監督、絵コンテを語る

 ヴィジュアリストという肩書きで、実写にアニメに活躍中の手塚眞監督が、ブログでメディアによる絵コンテの違いについて述べておられます。

 私は、「映像制作」なんて科目をなぜか担当しているので、これらの違いについて、教科書的な知識としては知っていたのですが、こういう現場の言葉による裏付けはやはり貴重ですね。

 で、実は気になるのはこの発言。

ぼくは中途半端に絵が描けるのですが、実写のスタッフにも、アニメの現場でも、「マンガみたいですね」と言われてます。

 …ということは、眞監督の絵による「ブラック・ジャック」の絵コンテが存在する?? だとしたら必見でしょ。最近予告された映画版のコンテ、DVDの時に特典になったりしませんかねぇ。眞監督が描いたキリコなんて、ぜひ見たいと思いませんか?

2005年7月18日 (月)

「寄生獣」映画化 キター!

 元記事「忍之閻魔帳別館」 浦沢直樹「MONSTER」岩明均「寄生獣」揃ってハリウッド進出 より。

 名作の映画化、そして日本人監督起用とは言え、ハリウッドってことでやや心境は複雑。まぁ、国産で安っぽいのを作られるよりいいのかなぁ。
 CGでなまめかしく動くミギーなんかは確かに激しく見たいが、「寄生獣」の肝は、やはり作者の絶妙な立ち位置にある、と思うんだよね。パラサイトってのは、人類を喰う存在で敵なんだけど、これと戦ってねじ伏せればいい、という単純なストーリーではないでしょう。
 だからこそ、市長の死、後藤の死因、そして最後の敵が人間の殺人犯である、というようなエピソードで、含みを持たせてある訳で。

 これが、よくある人類最強、アメリカ万歳、敵皆殺しみたいなことになってしまうと、それはもう「寄生獣」ではないので、「バイオハザード4」とでも改題するのが賢明かと思う次第であります。

2005年7月16日 (土)

「DEATH NOTE」を捕獲した

 昨年から話題になっていたんで、機会があったら読もうと思っていたこのマンガ、
 連載は第二部へ突入と言うことで、愛しのL様を失って挫折した読者でもいたのか、いきなり6巻まで揃いで古本屋に出ていたのを見つけ、迷わず捕獲した。
 先を計画せずに作ったストーリーならではのライブ感があっていい感じ。

 さて、ここで、ちょっとしたトリビアを。
 第一話「退屈」の冒頭で、魔界の死神共が賭け事に興じている。

「横髑髏(ねんねどくろ)ふたつ また俺の勝ちだ」

 このゲームに、実はモデルがある。20年以上前に海外から輸入されたボードゲーム、「PIG MANIA」だ。小さな豚のフィギュアを投げて、その体勢を賭けるという、大変ばかばかしいゲームで、なぜこんなものが世界的にヒットしたのか非常に謎だが、実はお気に入りであり、現物がいまだに家にあるのだった。
 (画像はその海外版のパッケージ)
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2005年7月15日 (金)

博物館入り

 先日も、授業の資料としてゲームの歴史を調べていたところ、こんなサイトにたどりついた。

天野ゲーム博物館

 懐かしいゲーム、珍しいゲームを置いている、私設ゲーム博物館らしい。で、よく見ると…私が関わったゲームがあるじゃないか
 そりゃ確かに台数少なくてレアだけどさ、早くもこういう扱いになってるとちょっと気分は複雑。

2005年7月11日 (月)

ブラック・ジャック 「病院ジャック」

 俺が社長ならプロデューサーの首を切るね、間違いなく。

 さて、「病院ジャック」は、原作の中でもハードな物語。悪党に病院を占拠された中、ブラック・ジャックが奇跡の腕で手術を成功に導く。しかし、他の重症患者は死亡してしまう。
 警察に捕らえられた悪党に向かって、ブラック・ジャックは言葉を投げかける。「大したやつだな、5人も殺すなんて」「…こっちは、一人助けるだけで精一杯なんだ…」
 この、敗北感あふれる、しかし医者のプライドに満ちたセリフの、なんと美しいことよ。

 しかし、例によってアニメは、シナリオを改変して名セリフをカットしやがった。手塚眞監督は、これでいいと思っているのか? いや、黒幕がいたのである。誰あろう、それがプロデューサー氏だ。

 11日の「ブラック・ジャック」は「病院ジャック」。今回は原作からアニメのシナリオにするのにちょっと苦労した作品なんだ。原作は何人かの人が亡くなってしまう話だけど、アニメはそうならないようにしたんだ。でも原作の魅力は変わってないよ。大切なのはわれらがブラック・ジャックの活躍。彼は病院をジャックする犯人たちの言いなりになって何もできないように見えるんだけど、どっこい奇跡の腕で患者の子供を助けるんだ。

 「原作の魅力は変わってない」とは、どの口が言っているのか。これまでに放映されたストーリーの改変部分を思い出すにつけ、彼が本当に「原作の魅力」を理解しているとはとても思えない。「大切なのはブラック・ジャックの活躍」だと? そんなお安いヒーローなら、他のキャラを使え。ブラック・ジャックは天才だが日陰者で、時には敗北に打ちひしがれる、それがいいんじゃないのか。
 そこまでして子供向けにしたいなら、来週からいっそのこと全キャラを2等身にでも変えてみたらどうだ。今のアニメにはそれがお似合いだ。

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