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2007年8月

2007年8月31日 (金)

バーチャルコンソールにNEOGEO参入

元記事:SNKプレイモア プレスリリース

 俺のWiiポイントカードをつぎ込むときがついに来た。過去ハードのゲームをWiiで遊べるバーチャルコンソールに、ついにネオジオが参入だ。素晴らしい、実に素晴らしい! この大英断をblog珍品堂は断固として支持する。
 ネオジオシステムといえば、格ゲー世代にとって金持ちゲーマーの象徴。庶民はスーファミ版のヘボ移植で我慢するのが関の山、カセット一本が2万とか3万のネオジオを買い、アーケードと寸分違わぬSNK格ゲーを手に入れることはまさに見果てぬ夢だった。
 それがあんた、たった900円で
サムライスピリッツ(本物)
とか、
メタルスラッグ(本物)
とかが手に入るのかもしれないのである。
 ファミコンやスーファミのバーチャルコンソールソフトは、ちょっと高いかなぁ、と思っていた私だが、ネオジオに限っては超お得な気がする。
 こうなったら、専用アーケードスティックの発売を切に希望するものである。

2007年8月26日 (日)

ミヨリの森

 昨日放送の特番「ミヨリの森」を観た。いや、子供向けってのはわかってるけどさ、「もののけ」の山本二三と「時かけ」の奥寺佐渡子が関わると知っちゃあ、無視する訳にはいかんでしょ。

「ミヨリの森」公式

 非常にバランスの悪い出来でした。背景、ジブリ級、最高。動物、写実的な作画、なかなかよし。人物、あえてリアル劇画路線、萌えオタアニメの腐臭が0で非常に好感。車、なぜか3D、グランツーリスモの世界から乱入。精霊たち、子供の落書き風で統一感なし、世界観崩壊orz。
 ストーリーは、都会育ちの少女が田舎暮らしに慣れ、ダム開発を止めさせるという超ストレート。何十年前の脚本だ、これ。精霊を率いて、あまりにも完全に悪を撃退してしまったのに驚いた。「平成狸合戦ぽんぽこ」では、狸たちの奮闘虚しく、開発は止められないという結論に、苦い後味を感じたものだ。そういう要素を子供に見せるのも、大事だと思うんだけどな。
 逆に、大人の視聴者には非常に悪意ある脚本だった。ミヨリのひねくれっぷりや、子を思わない母の身勝手ぶりは、現代を見事に切り取っていたと言える。普通はこういう母でも、作中で改心したりするもんだが、何も解決させずに都会へ追い返す脚本は嫌な感じにリアルだ。森は子供の心を助けても、大人は決して助けないらしい。

 色々消化不良なんで、河童のクゥ観ることにするわ。

2007年8月16日 (木)

君の心に矢はあるか? 「すべてに射矢ガール」

 「すべてに射矢ガール」とは、2001〜2002年にかけて出版されたジャンル不詳のマンガである。作者はロクニシコージ。
Fadvedvw  このマンガのヒロイン、鳥井あすみは頭に矢が貫通している美少女。そういえば矢ガモ事件ってこの頃だったか、それにしても思い切ったキャラにしたな、などと思っていると、さらなる驚きが読者を襲う。彼女はこの矢のために、クラスから孤立し、性格も暗くねじれてしまっているのだった。
 物語は転校生の山田とあすみを軸に、ギャグマンガともラブコメともつかない立ち位置で進んでいく。

 とにかく扱いに困るマンガだ。
 まず、女の子メインの話なのに、21世紀のマンガとは信じられないくらい絵が下手。脇役だけとりあげるとデビューし損なった漫画太郎みたいだ。ところが、10コマに一回くらい異様にかわいい絵を描いてくるからあなどれない。
 それなんてエロゲ?という言葉がある。この言葉は、類型化に陥ったゲームのシチュエーションを揶揄するものであるが、それなんてエロゲ?を高校生レベルの妄想であるとするならば、このマンガは間違いなく中学生以下の妄想で成り立っている。エロ発想だけではない、電車の連結部分を使ってサーフィンとか、手すりにホウキを渡して階段を滑り降りるとか、子供じみた思いつきを平然と描いてみせるのが逆に新しい。作者は間違いなく、萌えもライトノベルも知らないに違いない。
 そして最も困るのが、このマンガは笑えないという点だ。矢が刺さっていて「お前、出オチか」といいたくなる見た目のあすみだが、作中で彼女は真剣に普通の女の子になりたがっており、悩み抜く。コンプレックスが自分だけでなく、恋人をも傷つけ、それがまた彼女を追い込むというマジ話が、バカ話の合間合間で展開し、脳天気なだけのマンガにはない味のあるヒロイン像に、あすみが成長していくのを読者は見届ける。最後まで読んで良かった、と思えるのはそのせいだ。決してストーリーが面白かったわけではないのに!

2007年8月13日 (月)

ビリーズブートキャンプ

 皆様お気づきかと思いますが、このブログの最新記事の末尾には、いつも広告がついてますよね。関西どっとコムでは、この広告を表示しているブログに、毎月一名プレゼントが当たるという仕組みになっております。
 で、当たりました。ビリーズブートキャンプDVDが。なんという運の無駄遣い。これはもう、誰かほしい人いたらあげます。学生諸君のほうがまだ鍛える甲斐があるだろ(笑)

2007年8月12日 (日)

ロボコン

 ロボコン(ロボットコンテスト)といえば、いつの間にか高専や工業高校にとっての甲子園的な位置づけになっておりますが、もともとはNHKの特番「アイデア対決ロボットコンテスト」が評判になったことに端を発し、その頃には確かアメリカが本場。マサチューセッツ工科大という名前を、私はこの番組で覚えたのでありました。

 映画「ロボコン」の公開は2003年と、比較的最近です。しかし、題材のせいか、舞台のせいか、妙にノスタルジックな味わいの出来になっており、映画初出演の長澤まさみがばっちりはまってます。というより間違いなくこのときが旬。もう断言しますが、彼女は現代設定のドラマには出ない方がよろしい。今こんな子いないんだよな〜という、時代ハズレ感こそがこの人の存在価値なんで。
 脇を固めるキャストも、小栗旬に伊藤淳史に塚本高史、と後にテレビドラマで活躍する面々がそろっているのですが、この作中での小栗のオーラのなさは異常であり、後半になるまで小栗と気づかない有様。逆に、荒川良々とうじきつよしは、脇のくせに目立ちすぎなので自重すべき。

0uig28tr  普通高校を出て文系に進んだ私にとって、本作の舞台である高専や工業高校のロボット部というのは憧れの世界。ドラフターを操って製図し、工作機器で部品を作る、体験した人には笑われること必至ですが、これはもうロマンですわ
 また、ロボコンの試合がいい感じに再現されていて、感情移入度が高まります。序盤の試合で、勝つには勝ったが、相手のロボのほうが面白くて観客人気をさらう、という展開があるのですが、これは相当ロボコンに入れ込んでないと出てこない脚本だと思いました。

 若者が一生懸命になるというテーマは、どうしてもスポーツものに偏りがちですが、知性と鉄の臭いが充満したこんな題材も、たまにはいいんではないでしょうか。

出演者出世度 10
恋愛度    1
青春度    8
個人的総合  7

2007年8月 9日 (木)

本屋に行って来ました

 仕事帰りに、梅田の某大型書店に立ち寄ったのですが。

 そこで、ちょっとすごいものを見てしまいました。
 スーツを着たサラリーマンがラノベコーナーに陣取っていたのですが、平積みになっている新刊をほぼ全部、どんどんカゴに放り込んでいくではありませんか。その作業がまた変に機械的で。普通、もうちょっと選ぶか確かめるかするんじゃないでしょうか。
 たくさん買うといっても、通常は、思い切ってシリーズを全巻一度に買ってみるとか、脈絡があるものですが、この人の場合、そういう感じでもなく。
 レジで、スーパーで食料品をしこたま買い込んだかのように、数十冊の本がバーコードを読みとられていく様は、実に壮観でありました。
 彼は何者だったのでしょうか。ひょっとしたら、新刊をすべて読んで書評を書かないといけないライターさんだったのかもしれませんね。

2007年8月 6日 (月)

単位の安売りはいたしません

 休日に学校から電話があると、出勤を忘れたんじゃないかと思ってひやひやするよな!

 本日は、追試対象者発表の日。その件で、学生から問い合わせがあったらしい。課題は全部出したはずなのになぜ落ちているのか、と言いたいらしい。
 もうね、彼一人の問題じゃないから言っとくけど、課題を出しさえすれば通ると思ってる奴多すぎ。そんなのは小学生までだろ。課題を出すのは当然であって、その後採点されて成績がつくの。基準以下ならたとえ出しても落第なの。
 ましてや、私の担当科目は、虫食いのプログラムを埋める等の、誰でも同じ結果になるタイプのものではない。個々の工夫と技量が問われる内容で、しかも卒業年次の科目だろ。考えた跡も努力の跡も見られない落書きに単位はあげられません。そうでないと、ちゃんとやっている大多数の学生がバカみたいじゃねーか。
 まあ実際には、課題を出しさえすれば通る科目、多いんだけどね。それが当たり前と思ってナメた態度とる学生はやっぱムカつく。オレがマッチョやなくて良かったな(KIRISUTE GO MEN参照)とか思う。

2007年8月 5日 (日)

行くぜ!海中散歩 「FOREVER BLUE」 その3

 GONさんはバーチャルコンソールでエコーザドルフィンをがんばっているようですが、こっちはの〜んびりとイルカと戯れております。これが時代の違いって奴ですか。

61vcqy2j  さて、「FOREVER BLUE」は全力で癒し系ソフトですので、エンディングまでのプレイ時間も比較的短いとのことでしたが、とんでもない! それはあくまで最短経路での話だったようで、脇道のボリューム感がすごい。少し進めただけでできることがどんどん増えて、とても遊びきれません。
 まず、助けたイルカがパートナーとなり、イルカ訓練モードが起動。訓練自体は何の難しさもありませんが、技の一つ一つにハイスコアが存在し、もちろんイルカ以外にも芸を仕込める相手が存在するようです。
 続いて、ガイドミッション。お客様を迎え、ダイビングの案内をします。客は「ナポレオンフィッシュを見たい」などの希望がありますので、それを満たしてあげると高評価。だんだん難しい希望が出てくるんでしょうか。
 そして、夜間ダイビング解禁。夜の海は、ライトの範囲しかよく見えない、別世界。でかいサメに背後をとられたりすると、このゲームで襲われることはないと知っていても、心臓に悪いです。
 なんと、写真撮影モード起動。特定の魚を撮影するミッションのためなのですが、普段から撮影が可能となり、ベストショット狙いでうろうろしてしまいます。しかもなぜか写真にするとゲーム中より画質上がるの。どうなってるんだ、このプログラム。
 とどめに、水槽モード起動。一度会った魚は、好きな組み合わせで水槽に入れ、その中を泳いで眺めることが出来ます。私はとりあえずモンガラカワハギを軸に、カラフルな小魚をレイアウトしてみましたが、サメオンリーで埋めたり、マンタを大量に仕込むのも全く自由。現在、シノノメサカタザメを入れるとフリーズするバグが見つかっているので、その点のみ注意。それにしても、図鑑が埋まっていくだけでも楽しいのに、動いているものを配置し放題とは、素晴らしすぎます。将来的には、クジラ全種詰め合わせ水槽とか、深海魚水槽もぜひやってみたいですが、いつの話になるやら…。

 今気づいたんだけど、これ、同種の魚でも「幼魚」がちゃんと存在するんですね。もはやさかなクンでもない限り、判別できません!

2007年8月 4日 (土)

行くぜ!海中散歩 「FOREVER BLUE」 その2

 こちらは現在、イルカ救出ミッションが終わったところです。
 しばらくプレイして感じたのですが、探索が思ったより大変。マップやレーダーがあるものの、水中だとすぐ方向感覚がなくなるんですよねぇ。イルカや魚と遊んでいると、もうテキメンに現在位置を見失います。

E4y7aveh  さてこの「FOREVER BLUE」。画面の美しさが重視されるゲーム内容だけに、PS3やX-BOX360といった高性能機ではなく、Wiiでの発売となったことに疑問を持つ人もいると思います。しかしこれ、なかなかうまく作ってあります。
 一般に、3Dのゲームでは遠景まで細かく描画すると苦しいので、書き割りでごまかしたり、フォグをかけたりするのですが、このゲームの場合、水の透明度が限られているので、視界内を丁寧に描くことが出来るんですね。
 とはいうものの、私も初プレイ時には、視野も少ないし、魚も比較的小さくしか映らないし、今ひとつリアリティには欠けるかな、などと思っていました。ところが、アイテム回収ミッションが終わると、サンゴや海底面をクローズアップして見ることが可能となりまして、通常モードでは見つからない生き物を見つけることができるようになりました。
 このクローズアップ画面がヤバい。小さな魚のヒレの一枚一枚までリアルで、その細やかな動きに、さかなクンのようにテンションが上がります。背景表現が限られる分、高精細なモデルを使えるんでしょうけど、これはうまいわ。あとは、ウミウシをつかんだり、ヒトデを裏返したり出来たら完璧だったんですけど!

2007年8月 2日 (木)

行くぜ!海中散歩 「FOREVER BLUE」 その1

 以前の宣言の通り「FOREVER BLUE」買いました。発売直前になってCMが始まり、知名度が低いのでどうかと思ったのですが、店頭は青一色で大プッシュしており、意外と売れるかも知れません。やるな、古本市場。

3by4_y0k  内容を一言で言うと、全力で癒し系。パッケージからタイトルから、雰囲気たっぷり。普段わりとゲーム性重視でソフトを選ぶものですから、非常に新鮮に感じます。
 しばらくのチュートリアルの後、さっそく潜ってみると、まずは定番の珊瑚礁の小魚が出迎えてくれます。そのままスルーせずに、なでたり餌付けしたりすることで、図鑑に記事が登録され、水槽で泳がせたり出来るようになります。図鑑は収集前の魚もシルエットだけは載っており、そこから推測するに、ウミウシ類やタツノオトシゴ類といったマニアックな奴らもラインナップされている模様で、さかなクンの登場番組は全部見る主義の私にはまさにうってつけの内容となっています。
 ゲーム的には、メールの形で調査やガイドのミッションが届くようになっているのですが、危険なものや時間制限のあるものは全くなく、やるもやらないもプレイヤー次第という驚きのゆるさ。これは人を選ぶ、と思いました。何しろ日本人はゲームの中でさえ無闇に勤勉。明確なプレイ目的が示されない状況では、何からやっていいかわからない、という人もいるのではないでしょうか。
 しかし、本来休日とは自分で過ごし方を決めるべきもの。このゲームは自分で遊び方を見つけられる人のための、大人の休息を体現するソフトなのでしょう。
 マナウライの休日は、自分のペースでゆっくりと過ぎていきます。船尾のチェアでお気に入りの曲を聴きながら、夕日を眺めるのもまた立派な休日のあり方なのです。

↓とても詳しい解説はこちら
Rambling Man

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