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2008年4月

2008年4月27日 (日)

宇宙世紀的挙式

 昨日は、かつて同僚で現在は飲み友達のKさんがめでたく結婚となり、式に呼ばれてきました。
 ちゅーか、受付に巨大なガンダムが居座っているとかやりすぎです。嫁さんは一般ピープルな訳ですから、そこんとこもう少し考えた方がいいと思うのですが、後の祭りです。
 式自体は、キリスト教式で極めてオーソドックスに進行しましたが、披露宴がおかしい。あの巨大ガンダムが司会者の場所に陣取って会場を見守っておるではないですか。
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 こんなものをレンタルしてくれるホテルなどあるはずもなく、新郎がウン十万で購入したのだそうです。なんというガンオタの鑑。親類縁者は誰も誉めないでしょうが!
 これを見て1/12スケールだと計算できてしまう我々もどうかと思いますが(笑)

Eebyef3j  友人代表として、マンガが描けてガンオタ仲間で職業は神父、という真に希有な方のスピーチと賛美歌で宴は始まりました。彼の胸ポケットには、思い出のシャア専用ズゴックがおさまっていました。
 宴のテーブルの上にも、やはりガンダムがいます。新郎新婦席の上では、アッガイが求婚しています。
 ケーキ入刀とかキャンドル点火とか、ごく普通の披露宴なんですけど色々とカオスです。

 披露宴の後、巨大ガンダムは解体され新居に運ばれました。部屋に飾り、クリスマスにはサンタの格好をさせたい、などと新郎は申しております。
 どうぞお幸せに! 嫁さんはガンダムに負けるな!

※ 卒業生・学生諸君の誤解を招きそうなので言っておくと、結婚されたのはK祖先生ではありません。

2008年4月26日 (土)

七人の女弁護士 (第2シリーズ)

 釈由美子演じる女弁護士が、「ニゲル場所ハアリマセンヨ」と法廷をぶった斬るあのドラマが、二年ぶりの復活。決め台詞が「残サレタ真実ハ一ツデス」に変わってます(笑)

 「七人の女弁護士事務所」のメンバーは、釈に加えて野際陽子、原沙知絵、ところが後の4人はキャストが交代。え〜、なんで〜?
 南野陽子演じる田代弁護士がいないのは特に残念。関西弁枠は、オセロ中島に交代となってがっかりです。

 さて、このドラマは被告や証人として、一回限りの登場となるゲストが豪華なのも特徴。前シリーズでは荒川静香が起用されたり、評判でした。
 ところが今シリーズでは、一発目に鈴木あみ、続いて山田まりや、伊藤かずえ、ときて次回が安倍麻美。なんといいますか、最近今ひとつ活躍を見なかった人ばかりで、ちょっとしたあの人は今状態。以降、どんな人選がされているのか、えらい楽しみです。

 前シリーズの記事が、なぜか日経トレンディネットからリンクされたので書いてみました。

2008年4月25日 (金)

やったぜ!奇跡の日本上陸 −BULLY−

 まだこの記事を書いてもいないのに、「BULLY 日本語版」で検索してここへ来る読者の勘の良さにはほとほと感心するわ!

 今週のファミ通にはたまげたね。まさかあの「BULLY」が日本語移植版で登場とは! 何? 知らないって? ならばここを読め。

チンピラの次はクソガキ! −BULLY−

Ndmdmavb  ギャングの抗争ならともかく、校内暴力とかリアルすぎて引くわ、という人もあるかと思うが、学生時代を極めておとなしく済ませた私にとってはこの内容はファンタジーに等しく、ましてやアメリカの寄宿学校と来れば現実味などカケラもないわけで。大いにクソガキとして暴れる予定。

 読者諸君もプレステ2を押入にしまうのはもう少し待つべき

2008年4月19日 (土)

ファインディング ニモ

 どうせいつものディズニーの毒にも薬にもならないストーリーでしょ? なんて、知ったかぶりはいけませんな。一度は見てみるもんです。

 予想外その1
 主役、お父さんかよ! いや、冷静にタイトルを読めば「ニモを探す」なんだから、主役がお父さんで当然なんですけど。でもこのカタカナタイトルでは、子が主役と思ってもしょうがないじゃないですか。頼むから邦題を付けてくれ。「カーズ」とかあり得ないだろ。

 予想外その2
 何このキモキャラ。魚たちを擬人化、なんてのは日本の作品でも色々あったように思いますが、やはりアメリカの人はセンスが違う。あそこまで表情を人化させておきながら、なぜ生物学的なディテールにとことんこだわるのか。特にあのヒトデ。確かにヒトデの口は裏にあるのですが、あんなキャラに作ってしまったら会話に支障が。いや、無理矢理めくれてたけど。

 きれいな海を見ていたら、久しぶりに「フォーエバーブルー」をプレイしたくなりました。あのゲームの中でクマノミに会うのは、結構手間なんですけどね。

映像美 10
水槽リアル度 10
ナンヨウハギ 1
個人的総合 8

2008年4月18日 (金)

ゲーム企画書の書き方 −ヨコオタロウ氏の場合−

 島国大和さんの記事経由で、またもやすばらしき企画書の書き方へ到達。

宇宙で2番目にダメなゲーム企画書の書き方

 サンプル企画書が完成したのは、つい先日。おめでとうございます!
 それにしてもアホ企画、だからといって、インパクトでごまかされてはいけません。著者のヨコオタロウ氏はゲームディレクターとのことですが、さすが、アピール度が強く意識された、言葉選びの良さに感心します。
 「宇宙で2番目にダメ」は、取ってきた素材だけで企画書の絵が作れるようにするために、発想がかなりねじ曲げられている、という点に由来するのではないか、と私は解釈しています。
 だとすると、絵が描けないという理由で絵を減らしている企画書こそが「宇宙で1番ダメ」な企画書、ということになります。
 絵が全く描けなくても、最低限この程度の企画書表現はしやがれ、という業界人からの発破を前向きに受け取るべきだと思います。学生諸君、がんばれ。
 俺のジーコゲージがMAXにならないうちにな!
 

2008年4月14日 (月)

アンフェア the movie

 篠原涼子主演のTVドラマが映画化されたもの。危険な女刑事、雪平の活躍再び。

 もとのTVドラマはなかなか良かった。毎週のように二転三転するストーリーで、最終回まで視聴者をがっちり引きつけていた。連続TVドラマで、来週続きを見たい、と思わせない作品は失敗だ。その点、「アンフェア」は、つじつまが多少合っていなくても、次回への引きがある、という一点において完璧だった。

 しかし、その作法は劇場映画で通用するものではなかった。無闇に観客のウラをかいたところで、話が面白いと思われるわけではなかった。むしろ、裏切りによる死屍累々の展開は、不快感すらもよおす。
 独創性が感じられず、バイオハザードみたいな筋運びにもがっかり。
 その上、ドラマ版では息抜きのコメディパートを担当していた、瑛太演じる安藤がすでに死んでしまっていて、やたら危機的な状況だけがメリハリなく続くのもきつい。

J9jz3hp5  原作者の秦建日子が、自らシナリオを書いていれば、だいぶ違っていたのではないだろうか。秦は、連続ドラマ「最後の弁護人」でシナリオ全話分を一人で書ききった有能なライター。
 先日コナミから出た「タイムホロウ」では、シナリオ監修をつとめている。
 彼のように力のある脚本家の手で、丁寧にストーリーを練り直していただくよう、強く希望する。

ヒネクレ度   8
残虐度   8
ご都合主義 8
個人的総合 3

2008年4月12日 (土)

オンライン対戦が熱すぎる!「もじぴったんWii」その3

 Wifi対戦がまさかの100試合突破。それでもまだまだ面白い「もじぴったん」。この状況では、名作マリオカートもパスせざるを得ません。

 初めの頃は語彙の差だけで勝てましたが、高ランクプレイヤーとの対戦になってくると、ステージの特性をにらんだ作戦が要求され、一段と奥が深くなってきます。

 さて、昨日は忘れられない対戦がありました。
 対戦者の名前が表示された瞬間、目が点に。

「たべものしばり」

 こ、これは! プレイヤーネームを使ってメッセージを送ってきています。いいだろう、その挑戦受けようじゃないか。
 というわけで、異例の縛りルールでの対戦となりました。いやこれは苦しい。相手はこの名前でかなりの修練を積んでいるらしく、すっかり負けてしまいました。しかし、対戦相手が乗ってくれるかどうか分からない状況で、新しい遊び方を提案してくることには敬意を表します。
 今後また、別の縛りプレイヤーが出てくるかもしれませんね。

2008年4月 4日 (金)

レビューにありがちな表現

 これは海外サイトの翻訳なんだけど、まあ読んでみてくれ。

ゲームジャーナリズムにありがちな陳腐な表現トップ10

 困るよね。こうも簡単に本当のことを言ってもらっちゃあ(笑)。日本のゲームレビューもまさにこの通り。何より、このブログの文があらかた当てはまるじゃないのorz。でも、めげずにこれからも陳腐にやっていくよ!

2008年4月 3日 (木)

ニュー・シネマ・パラダイス

 シチリア島の片田舎を舞台に、映写技師の親父と少年の交流を描いた物語。以前から評判だけは伝え聞いていたが、実際に見るのは今回が初めてである。

 映画好きにはたまらんよな、これ。内容の良さもさることながら、映画への愛情が全編にあふれている。いや、厳密に言うと、映画館への愛だ。
 現在、映画は映画館でしか見られないものではない。DVD等のソフトがあるし、映画専門のチャンネルもある。これら、個人の家で見る映画と、映画館で見る映画とは全く異なる文化だということを、この作品は思い出させる。
 娯楽らしい娯楽もない村で、大きな存在感を持っていた映画館。観客である村人は、知識人にはほど遠く、マナーも悪い。しかし映画を、いや、映画館で見ることを、心から楽しんでいる。この作品の観客への視線は限りなく暖かい。
 商業臭がひどい映画が目につく昨今、この作品の清々しさは、ますます貴重なものに思えてくる。

 ところで、フィルムや映写機に惹かれる主人公、男としては共感できる部分が大きいのだが、こういうのを女性はどう思うのか、興味のあるところだ。

 「人生は困難だ。映画のようにはいかない。」というセリフを作中で言わせることができる監督の度量に脱帽。

楽曲有名度  10
幸福感    9
子供お断り度 10
個人的総合  8

2008年4月 2日 (水)

神の左手悪魔の右手

 楳図かずおの「神の左手悪魔の右手」を読了。初めて見てから20年を経て、ようやくその全貌を把握した。

 私がまだ高校生の頃、待ち合わせ等で時間が空くと、よく本屋で雑誌を立ち読みした。ジャンプは「ドラゴンボール」「北斗の拳」など、激しいバトルものが中心。私には、あだち充や高橋留美子が主力で品のいいサンデーの方が性に合った。
Bnaxrhjp  でも実はサンデーには楳図がいた。たまたま開いたページが「神の左手悪魔の右手」だったときの恐怖は未だに忘れがたい。少女が髑髏吐いて苦しんでた。以来、サンデーに手を伸ばしたことはない

 今回、文庫版をそろえることで、ようやくその場面の前後を知ることが出来、昔の恐怖体験に決着がついた。
 やはりすごいマンガだ。通常、怖い話というのは、まずストーリーの流れがあり、その中に恐怖シーンが盛り込まれていく、という順序で創作されるのだと思うが、本作では明らかに逆。まず怖い場面の連続があり、それを繋いでストーリーを作る感じだ。
 第一話「錆びたハサミ」などは、1ページめくった瞬間に放り出したくなるが、もう見てしまっているので手遅れ。サンデーを買うのをやめる読者が続出しても不思議ではなく、一歩間違うと営業妨害? いや、怖いもの見たさでむしろ売り上げはアップしたのか。怖い場面までのタメが一切なく、それなのにちゃんと怖いことに唖然とする。
 第四話「黒い絵本」は、映画にも使われた傑作エピソード。絵の下手な〈パパ〉が娘のために殺人絵本を描く。楳図かずおは、非常に緻密な絵を描く人なのだが、この〈パパ〉による下手な絵のインパクトは見事だ。なお、エピソードの終盤に、〈パパ〉が何も描いてないページをめくって、絵本を読み聞かせる名場面がある。ここを読んで、鳥居みゆきの白紙で紙芝居をするピン芸を連想するのは私だけでいい。

追記: なんと、鳥居みゆきは楳図のファンだとか。この場面、本当にあの芸の元ネタかもしれんわ。

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