« 2008年10月 | メイン | 2008年12月 »

2008年11月

2008年11月30日 (日)

愛と闘いの日々 「レッスルエンジェルスサバイバー2」その5

【前回のあらすじ】
Toshimi_minami_on
 南利美。レッスルエンジェルスシリーズの初代から、関節技の女王として君臨するスーパースター選手。彼女がフリーに転身したと聞き、わが団体は持っているポイントのすべてをつぎ込んで移籍交渉に臨むことにした。

 意外なことに、これがあっさり獲得となる。「話術」スキルのたまものか、わずか3回の交渉であった。前作プレイ時には、新女に所属していてテコでも動きそうになかったのに、えらい違いである。なんにせよ、自団体に南を所属させて使う、という夢が二年越しに叶って万々歳。ネオ・サザンクロスロックに栄光あれ
 それにしても、彼女の獲得は大きかった。人気選手の加入で5000人の会場も埋まるようになり、黒字が増えることで高コストのメニューが選べるようになり、それがまたさらなる黒字を生む、という好循環。一気の経営拡大が実現したのである。

 他団体の選手が挑戦してくれば、
「弱い犬ほど吠えるって言うわね」
と、クールに迎え撃ってくれるのもすばらしい。
「お金のことはどうでもいいわ」
と言いつつ、チーム最高額の年俸をさらっていくのも、もはや貫禄とでも言おうか(笑)

 ただ、今作は関節技が冷遇されている節があり、データほど強くないのが残念。
 年末のEXリーグではエース柳生とタッグを組み、入団1年目こそ勝てなかったものの、2年目にして2位(日本人ではトップ)を獲得。プロレス大賞の最優秀タッグ試合にも選ばれる快挙を果たした。実に素晴らしい。

 一方、コスプレ富沢は、夏と年末は休暇をくれ、と毎年言ってくる。お前はたまには試合で勝ったらどうなんだ。

2008年11月29日 (土)

風のガーデン

 木曜10時に放送中のこのドラマ、静かな出足だったのだが、どんどん加速して面白くなっている。倉本聰のシナリオなんてもう古いかと思ったら、大間違いであった。

 緒形拳の遺作となったことで、放送前から話題になっていた本作。その緒形の役は、驚いたことに、終末医療を手がける町医者で、死にゆく息子を見送る父親。すでに自分の死期を悟っていたであろう緒形は、どんな気持ちでこの役に臨んでいたのかと思うと、たまらないものがある。
 深刻なテーマを扱いながらも、ストーリーはあくまで穏やかに、そしてユーモラスに進む。死ぬ前に子供に会いたい、と富良野へ帰ってきた主人公(中井貴一)。せっかく再会しても、その子供(神木隆之介)は知的障害があり、彼の勘違いから会話は妙な方向へずれていく。これが本当におかしくて笑えて、しかもどこかほっとする。(以来、家ではこのドラマのことを「ガブさん」と呼んでいる)
 一方、中井の同級生たちが、数十年ぶりに帰郷した彼を迎えて同窓会を開く。彼が死期にあることを知らない同窓生たちは、サプライズ企画として、よりにもよって彼の生前葬を開く。一瞬、ぎょっとするが、会の内容は暖かな笑いに包まれていた。

 人が死ぬというのは、こういうことなんだと思う。もうすぐ死ぬとなっても、生活は続き、時には笑う。これまで、物語の都合で多くのキャラが死なされてきたが、それらの作品は、本当に人の死と向き合っていただろうか
 エンディングで毎回、美しい風景に混じって、本編では使われなかった物語の一シーンがさりげなく映され、物語に奥行きを与えている演出も素晴らしい。
 作り手の本気がそこかしこに見える良作である。

2008年11月24日 (月)

島国大和さんが解説する「日米、ゲームの作られ方」

元記事:「日米、ゲームの作られ方

 島国大和さんが、4Gamer.netの記事「「Diablo III」のアートデザインは,どんな過程を経て生まれるのか?」をブログで解説している。なるほどねぇ、と興味深く読んでいたら、事例としてうちの記事が引用されていてたじろぐ。こんな僻地まで来て、悪ふざけの文を読んでいただいて、どーもすいません。
 せっかくなので、少しまじめに考えてみることにする。

続きを読む »

2008年11月23日 (日)

「街」を待ち続け幾星霜 「428 封鎖された渋谷で」その2

 体験版のプレイが完了。これは面白くなりそう。ストーリーやシステム等のあらましについては、公式サイトや他のブログを見ていただくこととしよう。当方、せっかくの個人モニターなので、より主観的な好みを軸につっこんでいくことにする。

 「街」が売れなかった理由として、アニメやゲームのようなキャラの立て方をしていなかったことが挙げられる。実写である上に、さえない青年やオッサンだらけ。唯一の女性までデブと来ている(←売れる前の北陽)。
 しかし、彼らが巻き込まれる騒動は、良質のテレビドラマのようなシナリオの面白さに満ちており、その中で徐々に人物の内面も描かれ、読み進めるほどに目が離せなくなってくるのだ。

42803  「428」もまた、パッと見は相当きつい。加納はイケ面だが、まだ下っ端の刑事。遠藤に至っては、ロン毛のチンピラにしか見えない。しかし、この導入のしょっぱさは、とりあえずひとみの可愛さでしのいでいただきたい。彼らが事件に巻き込まれて生き生きと躍動する頃には、見かけや設定などどうでも良くなって、共感の持てる内面に気づいているはずだ。
 「街」が一週間を一日ずつ区切ってプレイしたのに対し、「428」は一日を一時間区切りでプレイするシナリオとなっている。スピード感のある展開と、動きまくる画面で、サウンドノベルの静止したイメージを大いに覆してくれる。

 なお、本作にも、チュンソフトのサウンドノベルではおなじみの、TIP(用語などの解説コーナー)がある。うろ覚えで引用するが、

「所轄…(用語説明の後、)実際は、某ドラマのように、本庁と所轄が対立しているということはない」
「ホスト…ケータイ小説ではよく恋愛の対象になるが、実際はそんなことはない」

などと、ライターの毒舌がかいま見られるのも、個人的には大変良い。

 すでに製品版はバッチリ予約済みなので、続きをプレイできるのを楽しみに待つことにしよう。

2008年11月22日 (土)

「街」を待ち続け幾星霜 「428 封鎖された渋谷で」その1

 この週末は三連休。さて、ゲームでもして過ごすかな、と思って帰宅したら…

42801

セガから「428体験版」届いてたー! 一昨日応募したばっかりだぞ、おい。事前に当選のお知らせとかないのか!
 さっそくプレイしてみたが、うむ、これは間違いなく「街2」
 私は、「街」での感動以来、チュンソフトのサウンドノベルはできる限り追い続けてきた。「金八先生」も「かまいたちの夜2、3」もそれぞれに楽しめたが、錯綜するザッピングによるゲーム的な歯ごたえに、再び会うことはなかったのだ。
 しかし、今ここに「428」がある。長く待ちすぎたために、期待が大きすぎて不安ではあるのだが、まずはこのゲームをプレイできることに感謝

 それにしても
42802
なんぞ、これ? マスコット〈セガックマ〉って適当すぎだろ!

2008年11月17日 (月)

Games Japan Festa 2008 in OSAKA 雑感

 行ってきました、Games Japan Festa。会場がATCに変わってから、初めて足を運んだことになります。展示されていたゲーム以上に、何人かの卒業生の元気な姿が見られたのが収穫でした。

 このイベントは、基本的に東京ゲームショーで展示されていたものが再び並ぶ、という性質のものですから、サプライズはあまりありません。しかし、聞くと見るとは大違い。実物を見て、印象が変わったタイトルを中心に、以下、感想です。

続きを読む »

2008年11月14日 (金)

愛と闘いの日々 「レッスルエンジェルスサバイバー2」その4

 忍之閻魔帳にご紹介いただき、多数の読者が訪れている。攻略には毛ほども役に立たない記事で申し訳ない。このゲームが提供するのは、あくまでも愛と闘いの日々であり、他人よりうまく攻略してクリアするなどということはほとんどどうでもよいのである。

 さて、孝行娘の柳生は、以後も苦しい台所を支え続けた。秋には学園祭へゲスト出演、CD発売と、人気急上昇である。対抗するように、ドルフィン早瀬もCDデビュー。

柳生「くっ… 歌か…。 努力しよう」
早瀬「これ、印税ってもらえるんですよね?

 なんでこうも態度が違うかね。さらに、柳生の歌はヒットしたのに対し、早瀬の歌は不発というオチまで付いた。個人的には、アイドルとして雇った(つもりの)コスプレ富沢に早くCDデビューを果たしてもらいたいのだが、スキルに「音痴」が付いているという隙のない役立たずぶり。
 さあ、選手の人気も(富沢以外)向上し、入場料収入も良くなってきた。たまったポイントで何をしよう、と思っていたらフリー選手に大物を発見。
Toshimi_minami_on
 関節のヴィーナス、南利美だ! 当面の目的は、彼女の獲得に決まった。

2008年11月10日 (月)

愛と闘いの日々 「レッスルエンジェルスサバイバー2」その3

 「レッスルエンジェルスサバイバー2」の、前作からのバージョンアップは、キャラの追加やシステムの変更と言った、目に見える部分だけではない。経営・育成・試合それぞれのゲームバランスが見直されているところも見逃せないポイントと言える。

 さて、団体の運営を軌道に乗せるには、設備の向上が必要。知名度アップのために宣伝も打ちたい。チャンピオンベルトを作って、タイトルマッチで盛り上げたい。しかし、いずれも1000単位のポイントを必要とする。
 ようやく黒字にはなったものの、月々の利益が数十ポイントという今の状態では、何年貯金しなければいけないか、見当もつかないほどの遠い道のりであり、今後も毎年ドルフィン早瀬の泣き落としに屈する予定であることを考慮すると、その道のりは無限に感じられる。この道はいつか来た道、ああ~そうだよ~赤字へと転落する道だよ~

 しかし、このピンチに孝行娘が現れてくれた。
Waschar050
 我が団体のエース、柳生美冬に写真集発売イベントが発生し、大いに稼いでくれたのである。前作と違って写真撮影のイベント絵がないのは気に入らないが、団体のためを思って慣れないアイドル活動をしてくれる献身ぶりには目頭が熱くなる。
 他が育ってきたら、闘いに専念させてやるからしばらくがまんしてくれ、と思ってふと横を見てみると、コスプレ富沢は深夜アニメを見てあくびばかりしている体たらくで、当分代わってもらえそうにない柳生なのであった。

2008年11月 8日 (土)

愛と闘いの日々 「レッスルエンジェルスサバイバー2」その2

 とりあえず最初の年末を迎えた、我が団体「FinalFight」。毎月の赤字も微々たる額になり、選手たちにケガもなく、まずまず順調と言える状況。興行のたびに、コスプレ富沢がヒールの村上にいたぶられ続け、変なファンを集めているんじゃないかということ以外は(笑)

 さて、年末は新女主催のイベント。各団体のエースがリーグ戦を戦う。どこの会場も満員で盛り上がっているのはいいが、翌月にマップを確認したら、各地のシェアがごっそり新女に持って行かれているではないか。これはもう、次年度から参戦を見合わせるべきか。

 明けて新年。「2」からの新イベント、契約更改が発生。どの選手も大幅アップ査定で、ますます黒字が遠のく。余分の選手などいないので、なくなく査定通りに契約を進める。
 ここで、ドルフィン早瀬がやってくれた。団体内では無敗のエース、柳生ですら70ポイント程度しか要求しないのに、お前だけ100以上とはどういうことだ。ここはもう少しアップ幅を減らさせてもらうぞ、と交渉してみた。

Waschar012
早瀬「ちーちゃん(←妹か?)の学費どうしよう…」

 なんという泣き落とし名人。これはもう間髪入れず、有無を言わさず、耳をそろえて、要求通り払わざるを得ない。

2008年11月 7日 (金)

愛と闘いの日々 「レッスルエンジェルスサバイバー2」その1

Was201  「レッスルエンジェルスサバイバー2」がついに発売された。唯一孤高の女子プロレス運営SLGであり、100人を優に超すヒロインが乱舞する、史上最大規模のギャルゲーでもある。前作はサクセスから出たのに、今回はプロレスゲームなら世界一のユークスの子会社トライファーストからの発売となり、その移籍っぷりもガチでプロレス団体っぽい。

 さて、Dr.K社長は、まずは自分の団体に命名しなくてはならない。前作同様「FinalFight」、略称FFとする。無闇に強そうだろ?
 続いて、「2」の新機能、社長スキルの選定である。人たらしぶりを発揮するために「会話」、費用をケチるために「経営」を選んだ。
 ライバル団体は最大の5とし、シナリオは前作と同年の開始となるものを選んだ。
 このゲームはなぜか最大4人対戦プレイが可能となっているが、こんな自己満足系育成SLGを多人数でやる奴、この世にいるのか。

 いよいよ運営開始。まずは選手を獲得しなければならない。入団テストをしてみたところ、ドルフィン早瀬が合格した。前作ではあまり評判のよろしくない選手なのだが、いきなり評価値700代でびっくり。実家が貧しいらしいが、がんばってもらうことにする。
 続いて、各地でスカウト活動を行う。どうせなら使い慣れている選手を集めたいところ。どうやら選手の出現については前作とデータがほぼ同じらしく、たちどころに柳生、近藤、ラッキー内田が集まる。前作に引き続いて、サムライガールの柳生と、キックボクサーの近藤という超硬派コンビが団体を仕切ることに。
 その反動と言うわけでもあるまいが、その後のテストで富沢が入団。コスプレが特技で選手としての才能は限りなく0に近い問題児だ。しかし、「演技」スキルがあるので、アイドルとして育てれば数年後には儲けてくれるかもしれない。
 そんなこんなで選手がそろい、ようやく旗揚げ興行だ。黒字化目指してがんばるぞ。

最近のトラックバック

アクセスランキング