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2009年6月20日 (土)

360版「怒首領蜂」がブラック企業の移植で大往生

死ぬがよい。

 「怒首領蜂大往生」は、ケイブが開発したアーケードゲーム。弾幕シューティングの極みとも言える高難度で話題になった。「ブラックレーベル」は、そのバージョンアップ版である。

Ddpdoj 2003年、PS2版「大往生」が発売された。移植を担当したアリカは、この一本によってゲーム史に残ったと言っていい。
 忠実な移植のために、アーケード版のトッププレイヤーをテストプレーに起用。さらに、神プレイを録画したDVDを付録として付けている。
 何より驚くのが、練習用の機能の充実。〈シミュレーションモード〉を活用すると、開始ステージ、残機数、残ボム数を自在に変更でき、あらゆる状況設定で特定ステージを練習できてしまう。プレイを録画し、再生の途中から自分でプレイできる、という機能には感心を通り越してあきれてしまった。ここまでやるのか、と。
 これらを活用すると、「大往生」の仕様のすべてを知り尽くすことが出来、攻略に役立つのは無論のこと、シューティングゲームを作ろうとする者にとっては最高の教材となり得る。まさしく〈シューティングゲーマー養成ギプス〉である。
 ケイブ、アリカ両方のゲームへのこだわりに、頭が下がる思いだ。

 ああ、それなのに。

 2009年、X-BOX360で発売された「怒首領蜂大往生ブラックレーベルEXTRA」は、2月の発売当時から不具合が指摘され、翌月には出荷が取りやめとなり、そして先日、発売元から驚きの〈お詫び〉文が発表されるにいたった。

5pb「弊社販売ゲームソフトに関するお詫び」
詳しい経緯「はちま起稿」

 ゲーム開発のモラルが、ここまで損なわれてしまったとは。移植担当もひどいが、充分な期間や予算を与えなかったのだとしたら、販売側もまたひどい。(ついこの前まで、「海腹川背DS」の会社と同じグループだった企業だけに、よけいそう思う)
 名作を辱めた罪は、万死に値する。
死ぬがよい。

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コメント

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この件についてアリカの三原さんがコメントしているのでご覧になってください。
問題は色々ありますが前向きに行動を起こそうとしてるみたいですよ。

初めからアリカに頼んでいれば…
ともかく、これできちんとした修正に期待ができますね。

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