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2009年7月

2009年7月31日 (金)

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 その1

※今回はネタバレ抜き。公開が済んでからもう一度感想を書く予定※

 いやいやいや、これ本当にあと2本作るの? 無理でした、といって監督が逃亡したり、次回の途中から実写になったりしても許すわ。

 さて、ヱヴァ・破も公開からしばらく経ち、ファンで埋め尽くされていた映画館もそろそろ空いてきた…かと思ったら夏休みの到来です。学生の団体、カップル、ファミリーと多彩なお客でにぎわっていました。しかし、人気があっていいねぇ、という気持ちは、本編を見終わるや粉々に吹き飛びました。
 ここで、この映画をこれから観よう、という人に警告を発しておきます。

 まず、家族連れで観ようと言う人。エヴァ世代もいい歳になり、妻子ある身になった人も多いことでしょう。しかし、悪いことは言いません。おとなしくハリー・ポッターにでもしておきなさい。ご子息がどんだけショックを受けても、責任は持てません。

 次に、カップルで観ようと言う人。さあ、大博打の始まりです。面白かったとか言い出す彼女は、相当の手練れです。唖然として感想も出ない彼女は、しっかりフォローしてあげましょう。なんという悪趣味な映画だと怒り出す彼女は、いまどき珍しいしっかりした規範をお持ちの方ですから、絶対離してはいけません。
 なんにしても、いい雰囲気になる可能性は金輪際ない映画ですから、そのへんをご了承の上観るかどうか決めて下さい。

 最後に、友達と観ようと言う学生諸君。おめでとう、あなたが勝者です。しかし、ベラベラとネタバレ考察をしゃべりながら待ち時間を過ごすのはやめて下さい。初めて観る、という人も周りにたくさんいるので、そこんとこどうかヨロシク。

2009年7月30日 (木)

意味不明かつ完成品 「のびのびBOY」

 夏休みはどのように過ごしたいですか?

 「のびのびしたいです」

 というわけでついに購入。

Nbnb01

 のっびっのっびっボゥ~~イ。以下、そのプレイリポートを、作者である高橋慶太の発言を適当に混ぜながら進めます。わかりにくいかもしれませんが、このゲームほどじゃないです。

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2009年7月26日 (日)

〈ドラえもん〉がいる幸せ 「藤子F不二雄大全集」その2

 読めば読むほど味が出る「藤子F不二雄大全集」。この素晴らしさを誰かに伝えたい、と思ったら、PS3のトロステーションがやってくれました

F_torosta
トロステ 090724 第989回 藤子・F・不二雄を読もう!

 クロ、全力投球じゃないですか(笑) PS3ユーザーのほとんどが置いてけぼりです。

 では、本日も名言。

ドラえもん
「どっちも、自分が正しいと思ってるよ。
戦争なんてそんなもんだよ。」

「小学三年生」誌上で、なんという達観したお言葉。こちらもまた全力投球です。

2009年7月25日 (土)

〈ドラえもん〉がいる幸せ 「藤子F不二雄大全集」その1

F_zen1 ついに発売された「藤子F不二雄大全集」。たまたま立ち寄った本屋で、一冊ずつ置いていたので、とりあえず「ドラえもん」を購入する。
 通勤の電車でちょっと読んでみよう、としたが、面白すぎて笑ってしまい、このままでは周囲からヤバい人と思われること必至なのでわずか2ページで断念。
 40年近く前のギャグなのに、今も変わらず笑える。これはすごいことである。

 この大全集版「ドラえもん」では、初めて連載順に作品が並び、未収録だった作品も読めるようになった。気になっていた幻の最終回は、なるほどと思わせる良い出来だった。
 第一巻、つまりは連載最初期ということで、まだ方向性が定まっておらず、「ドラえもん」らしからぬ展開がたびたび起こるのも見所だ。
 それでは、最後に本日の名言。

ジャイアン「ああおもしろかった」
スネ夫「弱いものをいじめると じぶんが強くなったみたいな気がする。」

この頃の二人は、清々しいまでのクズっぷりを見せていて笑える。

2009年7月24日 (金)

Wiiの動画配信が面白い その4「修理、魅せます」

 「Wiiの間」を見ていたら、あまり似ていない石坂浩二のMiiが来て、この番組を紹介していった。
 機械の分解・組み立てといった行為は、子供には興味津々。多分そういう内容なのだろうと思ったら、全然違った。大人のための滋味あふれる番組だった。

 1回目は「写真」。
 写真の修理って何だ。カメラの間違いではないのか、と思ったら本当に写真だった。昨今のデジタル技術を使った修正ではない。薬液を使って、現像された頃の状態を復元するという技術で、世界でただ一人の方法なのだという。その過程には本当に驚くので、Wiiのある人はぜひ見てほしい。

 2回目は「金管楽器」
 古いサックスを分解修理する。これは最も修理らしい題材。

 3回目は「ぬいぐるみ」
 店の様子から職人さんのたたずまいまで、すべてがイメージ通りで素晴らしい。もとは工場での大量生産だったであろうぬいぐるみが、息を吹き込まれていく過程は見物だ。

 Wiiというゲーム機で、あえてアナログな職人技を見直す番組を流すというのは面白い。質も高く、テレビ放送やDVDでの販売がされていても全く不思議のない内容だ。しかし、民法の地上波に乗るときには、合間合間でしょうもないタレントのスタジオトークが入ったりして水を差すのであろうな。
 取材がしっかりしているためか、月一でしか新作が出ないが、次回を楽しみに待ちたい番組だ。

2009年7月15日 (水)

こちらは二度目の全集 -手塚治虫文庫全集-

講談社公式

 サイズと編成を変えて、二度目の全集刊行がこの秋スタート。
 さて、ここで問題です。「藤子F不二雄大全集」「鉄腕アトムオリジナル版復刻大全集」とこれを合わせると総額はいくらでしょうか? マンガファンにとって、いまだかつてこんなに恐ろしい同時発売攻勢があったでしょうか?

2009年7月12日 (日)

Wiiの動画配信が面白い その3「有野の挑戦」

 「有野の挑戦」は、もともとはCS放送で「ゲームセンターCX 有野の挑戦」として放送されていた人気番組。よゐこ有野がレトロゲームをプレイするというよくある内容だが、適度に素人くさい絶妙なリアクションが、他のタレントにない魅力となっている。番組のDVDも売れており、ゲームソフト「有野の挑戦状」も好評である。

Arino その「有野の挑戦」が、「みんなのニンテンドーチャンネル」に登場。バーチャルコンソールの宣伝としては素晴らしい企画だが、ちょっと心配な点があった。
 元の番組は、ゲームのクリアを目指す内容であり、収録はたびたび長時間に及んだ。セーブや難易度変更といった親切機能のほとんどないレトロゲーム相手に、有野(と番組スタッフ)が四苦八苦する様が見所だったのだ。
 その面白さが、「ニンテンドーチャンネル」の短い番組の中では損なわれてしまうのではないか。

 心配は無用だった。
 「ニンテンドーチャンネル」では、クリアではなく、短い収録時間で挑戦できるお題に目標が変わった。その内容がいちいちマニアックで、レトロゲームファンの琴線をくすぐるのである。
 「スターフォース」の回では、ラリオス5万点ボーナスの獲得。
 「スプラッターハウス」の回では、ヒロインを見つけること(←絶妙すぎ)
 「ヴォルフィード」の回では、99.9%達成。
 「有野の挑戦」のマニア仕様はここでも健在だった。視聴者も、VCでソフトを買って、直ちに有野と同じ挑戦を試せるという環境も素晴らしい。有野課長には、これからも色々なお題に挑んでいただきたい。

2009年7月 9日 (木)

Wiiの動画配信が面白い その2「未来は今」

 「Wiiの間」は、ゲーム以外の話題を扱った映像配信コーナー。さすがはファミリー志向の任天堂、子供向けには科学番組、お母さん向けには料理番組を布陣。番組を選ぶ、という感覚に慣れないユーザーには、わざわざ有名人Miiが訪問しておすすめ映像を宣伝していく、という親切さ。

 「未来は今」は、「Wiiの間」で最近始まったショートドラマのシリーズ。毎回異なる主人公が、それぞれの未来を見せられるという不思議ストーリーで、現代社会の問題を時にはコミカルに、時にはシニカルに見据えている。主人公にそこそこ有名な俳優をキャスティングしており、時間が短い分、話に無駄がなくて気軽に楽しめる。
 番宣などないので、番組自体の知名度が全くなく、話題に上らないのがもったいない。評価機能でせっせとおすすめすることにしよう。

2009年7月 6日 (月)

Wiiの動画配信が面白い その1「やぐちのあじみ」

 Wiiの「みんなのニンテンドーチャンネル」は、主に新作ゲームを宣伝する目的での動画配信コーナー。テレビでお馴染みのCMから、プレイ映像、他では宣伝されていないWiiwareの映像まで、様々なものが流れている。
 そんな中で、最近増えてきたのが、企画ものの番組。お笑い芸人やタレントに、ゲームを体験してもらう内容のもので、これがなかなか面白い。

 今回のオススメは「やぐちのあじみ」。これは、矢口真里が内容を一切知らされずに新作ゲームにチャレンジする、という番組。
 似たような企画は多いが、他の人の場合、ゲームの宣伝を旨とした映像と言うことで空気を読んで、当たり障りのないコメントを言おうとする事が多い。お笑い芸人に特にその傾向が強いように思う。
 矢口ももちろんそのつもりで出演しているのだと思うが、所々素に戻っている表情が見所。取り繕ったような最後のまとめなどどうでもよろしい。これからも色々なゲームに翻弄されていただきたい。

You-tubeに上がってた→ やぐちのあじみ

2009年7月 4日 (土)

レッドスティール

 最近の海外ゲームのローカライズはまことに良くできている。うまく翻訳された字幕が出たり、洋画気分の吹き替えがされたり。
 これが一昔前のゲームだと、「コインいっこいれる」だの「究極神拳」だのといった珍訳・迷訳が飛び出す。海外の会社がテキトーに訳して出すからである。

Redsteel

 で、「レッドスティール」。このタイトル画面からしてレイアウトのセンスのカケラもなく、久々にテキトー訳の予感。実は字幕などは丁寧に訳されているのだが、変なフォントで違和感がある。そして、ゲーム中のヤクザどもがカタコトの日本語でしゃべり散らし、音声の違和感が半端ない。安い洋画で見かける、中国系の俳優が演じるヤクザそのものだ。

 ゲームは、いわゆるFPS。視点操作が難しいジャンルだが、Wiiリモコンのおかげでかなり快適に動ける。いざという場面では刀バトルになるが、ここで西洋の間違った日本観が炸裂。主人公は前代未聞の1.5刀流。左手に構えた折れた刀で攻撃を受け流し、右手の刀で斬りつける。それじゃ剣と盾だよ…。倒した敵にとどめをささず土下座させるとサムライポイントが増える。そんな武士道は聞いたことないです。

 Wii本体の発売初日にこんなタイトルを投下してくるとは、剛毅なメーカーもあったものだ。と思ったら、現在開発中の続編は、ヤクザから一転してウエスタンなサムライになっており、C級映画からB級映画くらいに格上げ。面白そうなので、こちらもぜひ怪しいテキトー訳で出してほしいです。

E3 09: 『Red Steel 2』はWii MotionPlus必須!

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