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2009年8月

2009年8月30日 (日)

20世紀少年 -もう一つの第2章-

 以下は、マンガどころか映画版第2章も見ていない状態での感想ですので、その点ご了承下さい。

 最終章の公開を前に、テレビで第2章までをおさらいと、「金曜ロードショー」が相変わらず抜かりない。しかも、大幅カットしたものに、わずかな未公開シーンを加えて「もう一つの」などという言い訳がましいサブタイトルを付ける。誠にみっともなく潔くない21世紀中年の商売である
 前章で主人公のケンヂが爆発して行方不明のため、第2章ではカンナが代わって主役をつとめる。若い女性の活躍で華やぐかと思いきや、黙って超能力を発揮するだけのつまらない二枚目という始末で、盛り上がらないことおびただしい。
Kinami ところがところが。そのカンナの隣にいる小泉がすごかった。アメリカ人もかくやという過剰な演技で最初から最後まで目立ちまくり。原作のキャラにそっくりで好評らしいが、そのことを抜きにしても、メインキャストがことごとく不機嫌で苦い表情ばかりしているこの映画の中で、くるくる変わる表情はインパクトが大きい。
 この女優の名は木南晴夏という。ウィキペディアで調べてみると、その経歴に看過できない項目を発見。
 多くの人をがっかりさせたRPG「グランディア3」のヒロイン、アルフィナの声がこの人だったのだ。まさかあの不人気キャラを演じていたのが、こんな面白い人だったとは。あれから演技派に成長したみたいで、何よりである。

商売臭さ 9
俳優パワーダウン度 7
主役不在度 7
個人的総合 6

2009年8月28日 (金)

海外ゲーム誌「Play」の表紙に「朧村正」

 発売せまる「MURAMASA the demon blade」。海外版の「朧村正」なのですが、非常に注目されているようです。

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 特に、月刊誌「Play」では、百姫が表紙を飾ったほか、10ページを越えるインタビュー記事が組まれるなど、まさしくビッグタイトル級の扱いを受けています。
 なお、この表紙が「はちま起稿」などで物議を醸していますが…

海外のゲーム雑誌の表紙を見てたら葛飾北斎の春画を思い出した

 この表紙イラストは、ヴァニラウェア神谷盛治によるものです。雑誌の人が勝手にエロく描いたのではありません(笑) また、本文に北斎の春画が引用されています。つまりわざと似せたものなのですね。ゲーム中の海ステージは浮世絵そのものでしたから、ある意味合ってます。もっとも、海の方は広重ですけど。
 いかんせん英語なので、朧にしか理解できないのが残念です。最近は、海外ゲームの日本語版も当たり前になっていることですし、こういう雑誌も日本語訳を出してはもらえないものでしょうか? インタビュー読みたいです。

2009年8月26日 (水)

「ディシプリン*帝国の誕生」獄中記 その1

 「ドラクエ」も「モンハン」も軽々とスルーし、陰々滅々とどうかしている監獄ゲームを買ってしまうとは、奇ゲーハンターたるこの俺様の業の深さよ。書架の花輪和一コレクションを読み直し、心理的な準備も万端。
 Wiiware「ディシプリン*帝国の誕生」、ついに配信執行。

 とりあえず、一人目をクリア(とでも言えばいいのか)するまで進めてみた。
 事前の情報に騙されてはいけない。これは極めて常識的なゲームだ。
 まずメインとなるのが、パラメーターに気を配りつつ進めるシミュレーションパート。過去のペット育成ゲームなどとほとんど変わらない。ただ、状況と方法が狂っているだけで
 合間に、料理やマッサージなどのミニゲームが入るのも、よくあるシステムだ。ちょっと見た目がどうかしているだけで
 会話とわずかな選択肢でシナリオが進む、なんてのは平凡なゲームの最たるものだろう。少しばかり内容が気持ち悪いだけで

 そんなわけで、このゲームは極めてトラディショナルかつオーソドックスなものなので、普通にプレイできるのだが、なぜ作り手がまともにプロモーションしないのか不思議だ。忍さんのインタビューにだけ、正常に対応しているので、ぜひ一読してほしい。

2009年8月23日 (日)

SOULCALIBUR Broken Destiny にあのお方が登場

Scb このゲームを買おうという諸君に言っておかねばならぬ事がある。

 パッケージを見てほしい。一番後ろに大きく描かれているのは誰か。
 新しいラスボスではないぞ。かのお方こそは、ゲーム史上最もいけているヒゲハゲマッチョ、戦神クレイトス様その人である。

 ソウルキャリバーには、これまでもゲストとして「ゼルダの伝説」のリンクや「スターウォーズ」のヨーダらが参加してきた。しかし、さすがクレイトス様は格が違う。場の空気を完全に我がものとしておられる

 クレイトス様の活躍を知りたければ、「GOD of WAR」シリーズをプレイするが良い。至高のアクションを堪能することが出来る。その結果、ソウルキャリバーの購入が見送られたとしても、当方の関知するところではない。戦神の導きには素直に従っておくことだ。

2010年発売予定の「God of War III」プレイ映像

2009年8月20日 (木)

宣伝活動から順調に迷走中 -ディシプリン*帝国の誕生-

 まだ売ってないけど断言してしまおう。なんというひどいゲームだ内容も宣伝も作者もそろって気色悪い

Movie_poster まず、公式サイトで「ドキュメンタリー映像」を配信。
 色々な人が「ディシプリン」をプレイし、感想を述べるといった内容。最後の方に出てくる普通っぽいOLさんが、心底嫌そうにプレイしているのが、大変印象に残る。なお、このムービーは現在「諸般の事情により」配信を中止している。どう見てもマイナスの宣伝効果のため、マーベラスが止めたか(笑)

 続いて、ニュースサイトへの掲載。
 このような個性的なタイトルの場合、クリエイターにインタビューの依頼があるのはいつものこと。しかし、ここで飯田は質問に一切答えないという暴挙に出る。その結果、記事が大変なことに…

ガジェット通信「どうかしてるんです」

 とどめに、ニコニコ動画である。未発売のタイトルなのに、プレイ実況を作り手が自らアップロード! 連載でエンディングまで見せると高らかに宣言して、周囲を驚かせた。
 実況は注目を集めたが、わずか数日で削除されてしまい、事態はますますの混迷を見せている。

「ディシプリン」実況プレイ動画が、「ニコニコ動画」から「zoome」へと“お引っ越し”したワケ

 なんという人騒がせなゲームであろうか。時代遅れのサブカルチャー臭も鼻につき、とても人に勧めることなど出来ない。私が一人で楽しむのでそっとしておいてほしい

2009年8月15日 (土)

監獄の映画

 監獄ゲーム「ディシプリン*帝国の誕生」の発売が待ち遠しい。
 よって、監獄を題材にした映画について語ることにする。

 洋画の監獄というのは、どうしてああも魅力的なのだろうか。まずスケールがでかい。城みたいだ。そして、けっこう明るい。おしゃべりも多いし、囚人がグランドでサッカーを楽しんでいたりする。脱走や暴動が派手で、見所も多い。
 これが日本だとこうはいかない。狭いし、一人だ。休憩時間でも他の囚人とうち解けず、将来を悲観して死にたくなる雰囲気だ。脱走してもセコくて見栄えがしない。

 「ショーシャンクの空に」。言わずと知れた傑作映画。その結末に感動する人が多いが、屋根の上で、仕事の合間にコーラ(ビールだったかな?)を飲んだり、牧歌的なシーンが印象に残る。監獄の魅力を伝えている、という意味でも一級品だ。

 「グリーンマイル」。吹き替えでは見てほしくない一本。監獄をものとファンタジーが両立する、ということに驚いた。後年、「ハリーポッターとアズカバンの囚人」では、またこの組み合わせで新ネタが見られるか、と思ったら、アズカバンが全く描写されなかったのでがっかりした。

 「ブルベイカー」。昨日お亡くなりになった 山城新伍が、映画番組で推していた一本。明らかにB級だが、私も好きなんである。熱い所長による監獄の改革劇を描いており、初めて所長を名乗るシーンから、エンディングまでとにかくかっこいいんである。

 さて、「ディシプリン」は私の期待に応えてくれますかどうか?

2009年8月14日 (金)

のび太の終わらない夏休み 完結編

 日本全国のハルヒファンの皆様、いかがお過ごしでしょうか。
 おめでとうございます、ようやく終わりましたね、エンドレスエイト。噂によると、この部分だけでDVD4巻分になるみたいなのですが、全部買ってもう一度見るなどという猛者がどのくらいいるものでしょうか。画面分割で間違い探しのように楽しめる、というのならそれはそれで新しいような気もしますが。

 さて、やっと終わったという開放感さめやらぬ中、こちらも見事に完結しました。

のび太の終わらない夏休み 完結編」(別冊兄弟拳blog)

 上山先生のサービス精神には頭が下がります。予告編で放置されても誰も文句を言わないでしょうに、結末まで見せて下さるとは! どちらの作品にも矛盾を生じさせない幕引きは、さすがプロです。

2009年8月11日 (火)

Wiiwareに飯田和敏の最新作! -ディシプリン*帝国の誕生-

 PSで「太陽のしっぽ」、64やGCでは「巨人のドシン」を作ったのが飯田和敏。いずれも一風変わったゲームだったが、久しぶりに見る新作も抜群に変わっている。

Dteikoku 「ディシプリン*帝国の誕生」の 舞台は、新しくできた監獄である。プレイヤーは罪人ではないらしいのだが、この監獄の環境をテストするために(?)、罪人と共に収容される。看守の目を盗んで、同室の罪人とコミュニケーションをとることで、ゲームが進んでいくらしい。
 公式サイトでカウントアップ(←ダウンじゃないよ)中には、明らかにオ○ム信者とおぼしきメッセージも見られ、過去の有名な犯罪者をパロディにしているものもある模様。
 ジャンルは「贖罪バンドデシネ」を名乗っている。バンドデシネとは、ヨーロッパにおけるやや絵画志向の強い漫画のこと。なるほど、確かにキャラクターが独特だ。
 以上より、本作は脱獄ヒーローものなどという安易なエンターテインメントにはおさまりそうになく、非常に興味深い。絶対にヒットしなさそうだが、私は確実に収容される予定。

ディシプリン*帝国の誕生

 Wiiwareで8/25配信開始、800円。

2009年8月 8日 (土)

ナイトミュージアム

 公開当時、
「これはよくある、予告編だけ面白そうな映画ってやつだな」
と、スルーしていた一本を、昨日のTV放送で見た。

 予想外に良かった。単なるドタバタかと思わせて、さえない父親が子供の信頼を取り戻すまでを、ストレートに描いている。
 そして舞台がいい。ミュージアムという英語だと伝わらないが、自然史博物館というノスタルジックで廃れた感じ。展示物も最新の研究成果をCGで見せる、などといったものではなく、誰もが知るベタなものを模型で並べただけだ。こういう博物館に人気がない、というのは洋の東西を問わない共通の傾向らしい。さえない父にはまさにお似合いの場所だ。
 しかし、そのさえない父が子供の頃は、こういう博物館が大いに客を集めていた。そのことを覚えている観客には、この映画はさらに味わい深いものになるはずだ。

 それにしても、映画史上で何度蘇らされているかわからないエジプトの王だが、本作ではただの気さくな兄ちゃんで笑える。

ホラー度   1
アクション  5
シナリオ   8
個人的総合 7

2009年8月 6日 (木)

エヴァンゲリオン一挙放送、終了

 深夜放送のTV版エヴァが、昨晩最終回を迎えた。
 改めて見ると、なかなか味のある終わり方、と思えてくるから面白い。この最終回は納得できない → 旧劇場版を見るとさらに鬱 → TV版のままで我慢するしかない、というひどい流れだった昔を思えば、新劇場版が元気に続行中の現在は天国のようなものである。

 TV版エヴァンゲリオン及び旧劇場版は、インターネットの普及とタイミングが一致しており、掲示板やホームページで、キャラや謎解きの話題が大いに盛り上がった。ネット環境はWin95と電話回線、2ちゃんねるもまだ存在しない頃のことだった。
 一方、今回の一挙放送で初めて見たという新規組も当然いるわけで、2chの実況板をのぞいてみると、新旧入り乱れたコメントが見られて楽しい。

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