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2010年3月 8日 (月)

CING倒産の報を聞いて思うこと

ゲーム開発会社シング、破産申請の準備に入り倒産へLastw

 なんということでしょう。
 カプコンの稲船敬二が「ゲーム業界、とくに日本の状況はいま最悪です」と吠えた裏では、本当に会社がつぶれていたわけです。しかも最後のタイトルが「ラストウィンドウ」ですか。シャレになりません。
 シングのアドベンチャーゲームは、独特の雰囲気があります。よそのゲームってわりと少年マンガ調かアニメ調の絵が多いんですが、ここのはハイセンスでちょっと大人びている。そうなる理由としては、ゲーム企業では珍しい女性副社長、鈴木理香の存在が大きいんじゃなでしょうか。
 若い人にはよく分からないと思いますのでざっと説明すると、鈴木さんは80年代にPCで「J.B.ハロルド」「藤堂龍之介」といった推理ものゲームを手がけたシナリオライターなんですね。プレイした当時、私はまだ高校生でしたが、これが大人向けゲームの味か、と背伸びした感じにわくわくしました。
 今後、携帯やi-phoneでこういうセンスのゲームが評価される余地は大いにあると思うので、会社がなくなってしまうことはとても残念です。
 なんにせよ、鈴木理香がアドベンチャーゲームに残した足跡は大きいので、今後もシナリオライターとして活躍してほしいものです。

 ちょうど、ゲームシナリオを研究しなければいけない事情もあるので、これを機にアドベンチャーゲームの歴史を追う記事を書いてみることにします。シングを悼む意味もこめて…

イマイチ解らない人のためのアドベンチャーゲームのジャンル分類表

↑若い人が書いてるんだろうけど、この記事はあまりにも歴史を無視してますね。こちらはもっとじっくりいきますよ。

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コメント

もうアシュレイやカイルさんの活躍が見られないかもしれないと思うと、本気で泣けてきます。残念ながら、DSのタイトルはどれもワゴンの常連ですので、Dr.K先生も機会があったら遊んであげてください…。

アナザーコードは当時、自分が久しぶりにゲームをやった気がすると思った作品でした。
メーカーに固執するわけではありませんが、その後のウウィッシュルームなどもちゃっかりプレイし、
更にそのあと、今がwiiを買うときか、と真剣に悩んだくらいだったのに……

でも最近は他のメーカーさんも頑張ってると思うので、今後に期待しています。

本当に悲しい。
あの雰囲気には副社長さんの存在が大きかったのですね。鈴木理香の名前を忘れません。
ADVと言えばチャレアベ、山下章。。。スターアーサー、アステカ、サラトマ、軽井沢誘拐案内、、、とても高くてあこがれのソフトばかりでした。ほとんどやった事ありません。
記事期待しております。

コメントありがとうございます。
膨大なやりこみを要求されるRPGや、
反射神経の必要なアクションと違って、
アドベンチャーはオッサンにもプレイしやすいありがたいゲーム。
良いゲームを作ってくれる会社は貴重です。

どもども、お久しぶりです。
まったくもってスレッドとは関係の無い話ですが、本町3丁目に近い元カプコンビル?らしき建物に仕事で行ってきました。
今は柔道整体師の専門学校になっているのですが、屋上の看板がカプコンのままなので撤去できないか?という相談でした。
看板のほうは近日解体する予定ですが、私のところがやるかどうかはまだ未定です。

なんだか意外な出会いだったので、ひょっとしたらDr.K師匠のかつての職場なのかな?とか思ったので書き込みました。

可能性は高いですね。
いまだに看板が放置だったのは意外でした。

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