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2011年3月

2011年3月29日 (火)

シナリオが大切なことはすべて君が教えてくれた

 地震のせいで、一週間遅れの最終回を迎えた月9ドラマ、「大切なことはすべて君が教えてくれた」。とんだお花畑エンディングで、豪華キャストが犬死に。これはアカン。

 高校教師が、教え子と寝てしまうというインパクトだけはある一話冒頭。この教師を演じるのが三浦春馬で、始まった瞬間から色々終わっている状況の中、最低の男として軽蔑され続けるその後の展開には、ファンの人もとても喜べなかったのでは。
 一方、この教師の婚約者が戸田恵梨香。「デスノート」のミサ役、「コードブルー」の研修医役、「SPEC」での怪演、と実績を積み重ね、ついに月9のヒロインになったと思ったら、不幸に耐え続けるというおよそらしくない役回りで、さっぱり魅力が出ない。その上、登場時間でも活躍でも、女子高生役の武井咲の方に水をあけられ続ける。
 前半は、女子高生VS婚約者という女の戦いがむやみに恐ろしく、昼メロのような変な面白さが出ていたが、後半は一転して悪い人はいなかったという腰砕けなまとめっぷりに萎え萎えである。
 全体に、キャストの使い方がおかしい。テーマに関わる重要なエピソードを語るのに、戸田に求婚する男とか、寝台車で出会うオヤジとか、その場限りのキャラクターを出しては消すを繰り返す。一方で、毎週出ているのに本筋に絡まないキャラの多いこと。出るたびに違うコスプレで登場して注目を集め、最後は単独アフリカへ飛んだ剛力彩芽のどうでもよさには唖然とする。風間杜夫や西村雅彦がいい演技を見せても、ちっとも報われない。複数のシナリオライターが、自分の担当するキャラのエピソードを好き勝手に書いたのではないか、などと勘ぐってしまう。

 テレビドラマはキャストが重視されるというが、やっぱり大切なのはシナリオだった。すべて君が教えてくれたよ。

2011年3月24日 (木)

PlayStation®Storeが募金活動を開始

 PS3のダウンロード販売サイト〈PlayStation®Store〉で、募金活動が開始された。専用のカスタムテーマ(トロがかわいい)を購入すると、売り上げが赤い羽根共同募金に届くという仕組みだ。

東北地方太平洋沖地震 災害支援

 ゲーマーの皆に「今できること」を提示した、いい施策だと思う。PSNカードの金額が中途半端に残っているという人は多いはず。100円単位からできるので、皆さんも募金してみてはいかがだろうか。

2011年3月19日 (土)

カイル・ハイド最後の挨拶 「ラストウィンドウ」

 DS「ラストウィンドウ 真夜中の約束」をプレイしました。これは素晴らしい、いい味が出ています。開発のCiNGにとって最後の一本となってしまったことが、とても悔しいです。

Lastwindow●カイル・ハイド再び
 このゲームは、「ウィッシュルーム」の続編的な位置づけになっており、主人公も同じくカイル・ハイドとなっています。しかしながら、事件は独立していますので、どちらからプレイし始めてもOK。
 システム的には、前作を改良したものになっており、全体にプレイしやすくなっています。次にするべきことが明確に示されるので、迷うことが少ないのは良いのですが、アドベンチャーゲームとしては難易度が低くなっており、好みの分かれるところかもしれません。

●小説システム
 「ウィッシュルーム」に続いて、海外ミステリー小説のような雰囲気にどっぷり浸れます。さらに本作では、クリアした章が小説に綴られる、という新システムが追加。この小説を読み返すことで、内容をいつでもおさらいできて便利です。
 小説システムの利点はそれだけではありません。各章末には袋とじが付いていて、開けることで謎解きのヒントを得られるようになっているのです。このゲームはさほど難しくないので、ノーヒントで解いてしまい、袋とじを開けていないプレイヤーも多いのではないでしょうか。だったら、ぜひもう一度データをロードし、袋とじを開けてみてください。
 ヒントが普通に載っているかと思ったら大間違い。そこには、カイル・ハイドの人柄をしのばせるエピソードが書かれており、その中にヒントが巧みに織り込まれているのです。ゲームの世界観を崩さないヒントの出し方は、なんともお洒落で感心しました。

(以下はネタバレを含みます) 

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2011年3月14日 (月)

龍が如く OF THE END OF THE END

『龍が如く OF THE END』発売延期のお知らせ

 予約してたのに自粛~、これはがっかり。延期は仕方ないが、なんとか発売してほしい。

 アイレムの「絶体絶命都市」に至っては、発売中止か。災害対策的な内容でもダメなもんかねぇ。ファンとしては、エイプリルフールも自粛されるんじゃないかと気がかり。

 災害の時、日本中が沈痛な表情をすればよい、というものじゃないと思うんだよね。こんな時だからこそ、娯楽が人の心を救う、ということもあるはず。一応、阪神大震災で被災した経験があって言ってるんだけど、間違ってるかな。

2011年3月13日 (日)

面白いじゃないか!「安藤ケンサク」 その2

 収録されているゲームを一通りプレイしました。「アンドケンサク!パネル9」「のぼる!ケンサク階段」がお気に入りです。

 それにしてもこのゲーム、デザイン面に妙なこだわりというか自信というかが透けて見えます。まず、パッケージを開けてみるとこれです。 Andou1
どんだけその顔で押すねん!
 という感じですね。
 そして、説明書を開くと謎のページが。
Andou2_2
はて、この右ページは何でしょう? 拡大してみます。
Andou3
パッケージで遊べと。なんという人気キャラ扱い。こりゃ次のスマブラに出てきますね

 発売前から、タイトルのテーマソングが良い、と言われていますが、何度も聞いていると、実は歌詞が3通りくらいに変化することに気がつきました。何のこだわり??

 このゲームはgoogleの検索結果を利用します。しかし、それは刻々と変化するもの。ディスクの中にはゲーム発売当時のデータしか入っていませんが、なんと現在も更新されており、Wiiをネットにつないでいれば新しいデータが配信されます。大作並みのサービス体勢です。

 中身もしっかり出来ていて、遊び心もある。もっと売れて欲しいと思えるゲームです。

社長が訊く『安藤ケンサク』開発スタッフ編

2011年3月12日 (土)

東北で大地震

 卒業式の翌日というタイミング。春休みで学生もほとんど来ていなかったので、一時的に校舎外へ避難するだけで済んだ。それにしても、東北で発生した地震で、大阪のビルが大揺れとは。想像を絶する規模である。
 帰宅してテレビを見てまたびっくり。首都圏の鉄道がマヒしているではないか。

20110312105163_l

 東京で働いている、卒業生の諸君は無事だろうか。

2011年3月 8日 (火)

インランド・エンパイア

 前衛的な作風で知られるデイヴィッド・リンチ監督の最新作だがすっかりまいった幼い頃に「エレファント・マン」を観ただけというたしが間をすっ飛ばしてこの最新作を観るのは正直無謀だった数本分のシナリオを切り刻んでシャッフルしたような内容に目眩がしただの家の中でさえ恐ろしい明滅するホラー映像に意識が持って行かれるともかく内容をわからせるつもりがないというのはタチが悪いきっと悪評紛々だろうと思ってレビューサイトを覗ば聞こえてくるのは絶賛の声声声良く訓練されたリンチファンどもめ!
 この映像迷宮に囚れる気の毒な主役を演じるのはローラ・ダーンどこかで見覚えがあると思ったら「ジュラシック・パーク」だったつて恐竜に襲われた彼女が今度は陽気な娼婦の団体に襲われるがおそらくそれは心象風景何が現実で何が妄想か朦朧としたままに3時間にわたる冒険がノンストップで雪崩を打つたまにまともに話が展開したかと思うとそういう場面に限って作中で撮れている映画の一シーンということでなかったことになる徒労感がすさまじいそして全く脈絡がなければ理解不能なものとして放り出すことができるのだが微妙に話がつながっている感じがまた気持ち悪く浮かできたのが〈言霊〉という概念セリフになっていたことは後で必ず映像になるという作りで婆さんの寓話から始まりキーワードはすべて遅れて映像になってくるエンディングの踊りの直前に出てくる義足の女もペットのサルもここで初登場だがセリフの上ではもっと前から出ておりしかし意味は不明であるクライマックスも感動的っぽい感じで何かをまとめたような気にさせる詐欺映像であり腹が立つので次は「マルホランド・ドライブ」でも観ることにする。

ウサギの可愛さ 1
裕木奈江の英語力 1
たけくまレビュー 8
個人的総合 評価不能

2011年3月 5日 (土)

京大カンニング事件にずっこける

 連日新聞をにぎわせていた大学受験でのカンニング事件。

 実は、普通に携帯電話を使っていただけとわかってずっこけた。
 (リンク先で「デスノート」の連想がやたら出てくる。ですよね~)

 事件発覚当初は、受験者がカメラを使って画像か映像を撮って問題を送信し、会場の外で協力者が解答を手配する、などというハイテクかつ組織的な手口まで予想されていたというのに。

 この事件の変なところは二つある。
 まず、一つ。「Yahoo知恵袋」などというオープンな場が使われたこと。このせいで事件は有名になり、足がついた。それにしても、誰とも知らない人から、いつ来るかわからない答えを待つなんて、決死のカンニングにしては不確実過ぎないか。そして、京大入試クラスの難問でもほいほい答えちゃうお人好しが、知恵袋には常駐していたというのだから、実に奇妙な世界だ。
 そして、二つ目。実は今回のカンニング、もしも信頼できる解答者と直接メールをやりとりする、というストレートな方法で行われたとしたら、発覚せず成功していただろうということだ。なぜなら、試験監督は現場で携帯の使用を見逃しており、不正の事実もYahoo知恵袋の記録があって初めて指摘できた、という有様だからだ。

 この分だと、過去に携帯電話を使った不正で、合格した者がけっこういそうだ。来年からは手荷物検査など、監視体制の強化が求められるだろう。
 でも不謹慎ながら、カンニングの組織を守るために、彼が一人でやったと偽証している、などと想像する方がロマンがあるなあ。

2011年3月 2日 (水)

面白いじゃないか!「安藤ケンサク」 その1

 世の中には実際やってみないと面白さがわからない、というゲームが多数ありまして、最近だと3DSの内蔵ソフト、「ARゲームズ」なんてのはその典型でしょう。いや~、AR技術と立体視の組み合わせがあんなに効果があるとは思いませんでした。

Toysrus_343179700 さて、今回とりあげるのは「安藤ケンサク」。昨年発売されたWii用のソフトで、google検索のヒット数を使ったミニゲーム集となっています。 パッケージをはじめ、面白そうに見える要素に乏しく、ほとんど話題になっておりません。
 それがこのたび、安くなっていたので買ってみたのですが、いやいや、面白いじゃないですか! 予想以上に本格的にゲームしていて、驚きました。ヒット数を比べる、を軸に、パズルあり、クイズ番組風のゲームあり、カードバトルあり、と種類が豊富でシステムも練られています。「もじぴったん」や「みずいろブラッド」を楽しめるプレイヤーなら、大いに楽しめることを保証できます。
 また、パーティーゲームの要素があるので、一人だとつまらないかとも思ったのですが、一人プレイ用の内容が意外と充実しており、また、CPU戦のときも、相手のトンチンカンなプレイが見ていて笑えます。トモダチコレクション風の合成音声で、外野が盛り上げてくれるのもなんともユーモラスです。

 ネットでの検索経験が豊富な人は、それを活かして勝てる…かも知れませんので、優越感を味わってみてはいかがでしょうか。

2011年3月 1日 (火)

ナルニア国物語 第2章カスピアン王子の角笛

 ディズニーが降りて制作会社が変わるという、先行き不安なシリーズ第3章がようやく公開。それを機に、テレビでは1章2章を二晩連続放送、…と思いきや順番が逆。局が違うとはいえ、なんという連携の悪さ。

 これが驚いたことに、第1章に比べて格段に面白い。新しく登場するカスピアン王子が序盤の狂言回しとなり、前作を忘れている観客にも、設定を徐々にフォローしてくれるようになっている。戦闘シーンもそれぞれ戦略が工夫されていて楽しめる。最後にチートキャラが全部持っていくのは、まあこの原作だからしょうがないんだけれど(笑)
 それにしても気の毒なのは王子。命を狙われる危機。そして、反旗を翻そうと思ったら異世界から王が来ていきなり主導権をとられる。祖国に攻め込まねばならぬ二律背反。勝っても、王の奴ら、戦後処理を丸投げして帰りやがる。第3章で、獅子王アスランがちゃんとカスピアンを支えているかどうかが注目される。

映像美  8
戦闘の魅力 8(前作比UP)
イケメン度 8(前作比大幅UP)
個人的総合 6

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