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2012年6月

2012年6月30日 (土)

「アイマス」は三流のビジネス

 任天堂の場合。
 「ポケモン」はブラック・ホワイトの2バージョンが発売される。
 両方買っちゃう豪毅な人もいるが、バージョンの主旨は、どちらかを買って交換を楽しみましょう、ということだ。ゲーム性にリンクした、根拠のあるバージョン分けだ。

 一方のバンダイナムコ。
 PSPで発表された新作「アイドルマスター シャイニーフェスタ」は、3バージョンだ。
 これは、熱意のあるファンが、一人で3つとも買う、ということを狙った分割商法の匂いが濃い。AKBもそうだが、ファンから、とれるだけとっておこう、という商売は、収益が上がるかもしれないがゲスい。客を見下している。こんなことだから、「アイマス」はいつまでたっても三流なんだ、と思うと悲しくなる。

 実は今、「アイドルマスター シンデレラガールズ」をプレイしている。
 数あるソーシャルゲームの中でも、特に課金が激しく、コンプガチャ問題でもやり玉に挙がったゲームだ。
 しかしこのゲーム、実は相当良くできている。踊りも歌いもしないアイマスに何の意味があるのか、と最初は思っていたが、限られたシステムの中で、キャラクターの魅力を巧みに伝えている。何より、総勢100人以上にのぼるキャラクターが出るのに、その水準が異様に高い。作り手のキャラへの丁寧な態度は、実はヘタなコンシューマゲームを越えている。
 このように良いゲームが出来ているのに、ゲスな商売根性のせいでイメージダウンされているのは、本当にもったいない。儲かれば勝ち、みたいな発言が、ネットを通じて聞こえてしまうのも嫌な風潮だ。
 アイドルのゲームが夢を売れないなんて、どうかしている。だから「アイマス」は三流のビジネスである。

2012年6月26日 (火)

今さらながら「アオイホノオ」

 今さらながら、「アオイホノオ」を借りましたが、噂に違わぬすげえマンガです。
 作者、島本和彦の芸大時代を、毎度お馴染みの主人公「焔燃」となって追体験する内容なのですが、
Aoi_2
↑出た瞬間に庵野だとわかって笑ってしまいました。
 さて、彼らは大学の授業で、手描きのアニメを作るという課題を出されます。その出来に自信のあった焔燃でしたが、庵野のすごい作品を見て大いに打ちのめされます。なんと、その実物が、You-Tubeに上がっていました。

へたな鉄砲&じょうぶなタイヤ

いや~、素晴らしいですね。そして忘れちゃいけないのが、島本がこの作品のすごさを、マンガの中で静止画で伝えているすごさです。これはもうリベンジと言えるのではないでしょうか。

 ついでに、若い女性なのに、こんなのを持ってて貸してくれるあんたもすげえよ。

2012年6月25日 (月)

E3 2012 注目の新作

 今年は忙しすぎて、E3の雑感を書くのを忘れてた。

 WiiUの情報公開があり、数多くのタイトルが発表されたにもかかわらず、任天堂陣営にインパクトがあまりなかった。
 その一方で、PS3に期待が大きい。もう新しくないハードだが、ようやくそのスペックが使いこなされてきたようで、いずれも完成度が非常に高い。以下、個人的な注目作。

「God of War: Ascension」
 完結したと思ったシリーズでまさかの新作発表。最強のシングルプレイアクション、と呼び声が高かったシリーズだが、今回はなんと、マルチプレイモードがあるらしい。ヒゲハゲマッチョが複数で乱舞するのだろうか。収拾のつかないエキサイティングなゲームになりそうだ。

「Beyond: Two Souls」
 「ヘビーレイン」で、独創性溢れるアドベンチャーゲームを作り上げた、Quantic Dream社の新作。英語なので話はよく分からないが、リアリティにますます磨きがかかっており、実写でやれ、とツッコミを入れそうになった。

「The Last of US」
 「アンチャーテッド」シリーズで、他社をぶっちぎる技術力を見せつけるノーティードッグ社の新規タイトル。
 こんな「バイオハザード」が見たかった! もうカプコンはいらん! という感じ。屋内、屋外を分けるライティングが凄まじく、低解像度の動画からも、そのとてつもない空気感が伝わってくる。

 いや~、来年も欲しいソフトに事欠かないなあ。

2012年6月24日 (日)

俺たちの和ゲーが帰ってきた! 「TOKYO JUNGLE」

Tokyojungle1

 「トーキョージャングル」を入手。見た目のインパクトばかりが取りざたされるこのゲーム、実はこれ以上ない真っ当な和ゲーである。

 まず、堅牢なシステム。
 生き残るためのハードルが、ヒットポイントと空腹度、と極めて明確。狩りのアイコンや植物などの、意表をつく記号化。縄張りを作るシステムがチェックポイントとして明示される。子孫に代替わりすると、兄弟たちは残機として使われる。
 まさか、PS3の新作で、こんなゲームゲームした作りのものが出るとは思わなかった。このような極端に抽象化されたゲームルールは、2D時代の日本のゲームがかつて得意としたものである。
 もしも海外でこのゲームが作られたとしたら、こうはいかない。まずは、各動物の生態を調べ、それに沿った表現を採用しなければ許されなかったに違いない。色々な動物で縄張りの作り方や巣の形が同じ、などという割り切りは絶対出来なかったはずだ。

 ゲームをやりこむことで、状況設定がだんだんアンロックされていく、というのも古くさい。画面はカオスそのものだが、大まじめにSFミステリーを仕掛けており、他に代え難い魅力を出している。

 そして何より、極端に突き放した雰囲気が面白い。チュートリアルを見ての通り、このゲームは、プレイしている動物へ感情移入させない。我々は、プレイを通じて、人類のいない東京の様子を観察している、神の視点とも言うべき立場になっている。
 このような、さめた視点のゲームは、抽象的なドットでしか絵が出なかった初期のゲームにはよくあった。ストイックにスコアを競わせるところも、当時を思い起こさせる。

 俺たちの和ゲーが帰ってきた。これ、本当に開発スタッフは若手なのか。インベーダー時代のジジイが何人か混ざってるんじゃないか、などと私は疑っている。

2012年6月17日 (日)

「ロリポップチェーンソー」は買わざるを得ない! その2

 アホや! このゲームの作者、大アホや!

 よくもまあこんなノリで、完成させたもんだ。まずそこに感心する。

●ロード画面
 まず残念なことに、このゲーム、ロードがめっちゃ長い。ところが、それを開き直るかのようにロード中の画面がやたらこってる。
 独特のアメコミ調2Dアニメーションとともに、攻略のヒントなどが流れてくる。そして呆れたことに、たかだかロード画面のくせに、ステージの進展に合わせて何種もの専用アニメが用意されている。短くする気全然ねぇだろ、オイ。

●新ジャンル「生首系男子」
 ご存じの通り、彼氏が生首。「killer7」では、生首女子高生がヒントをくれたが、この作者はどんだけ生首を愛しているのか。しかもこの生首ニック、ゲームの案内役も兼ねていてしゃべるしゃべる。つまり、「ゼルダの伝説」におけるナビィやファイに相当する役を担っている訳なのだが、そんな重要な奴が生首…。

● スパークルハンティング
 チェーンソーでゾンビを切り刻むのがそもそも派手で、チアリーダーならではのコスチュームとアクションがさらに派手。トドメに、ゾンビをまとめて葬ったときのスパークルハンティング! 場所がどこだろうが、一瞬に背景が大宇宙になり、びっくりするほど長い一時停止演出が挟まる。このテンポを決断した奴はただ者ではない。 Loli
うひょ~、気持ちええ。

 おバカなノリを見せつつも、ハードな殺し屋業界を描いて見せた「ノーモアヒーローズ」から数年。「ロリポップチェーンソー」は、さらにアッパー系のゲームに進化したようだ。油断は禁物だが、この先どうなるのか、じっくりと楽しみたい。

2012年6月10日 (日)

「ロリポップチェーンソー」は買わざるを得ない! その1

 いよいよ発売日が迫ってきた。
 私は、以下の理由で「ロリポップチェーンソー」を買わざるを得ない。

①SUDA51へ感謝のお布施
 私は、これまでにSUDA51のゲームをいくつかプレイしてきた。「killer7」のイカれた世界設定に感嘆し、「ノーモアヒーローズ」のキャラクター性に惚れ込み、「ノーモアヒーローズ2」の磨かれた演出を楽しんだ。
 ところが、いずれのゲームも発売後かなり経ってからの入手であり、ずいぶん値も下がっていた。こんなに楽しんだのに実に申し訳ない。
 そこで、SUDA51にこれまでの感謝をこめて、「ロリポップチェーンソー」を発売日に購入することにした。しかも、Z指定のプレミアムバージョンは、数量限定なので早い者勝ちである。

②本家より面白い「金言賜りました」
 「金言賜りました」とは、先日発売の「トーキョージャングル」のプロモーション映像。様々なクリエーターにゲームをプレイさせて、その感想を聞くという企画である。
 この最終回に出演したSUDA51。今度は、「トーキョージャングル」の二人を招いて、「ロリポップチェーンソー」版「金言賜りました」を作ってしまった。この映像で、本作のとんでもない演出の数々が明らかになり、ますます買わざるを得ない。

『TOKYO JUNGLE』のPとDが『ロリポップチェーンソー』をプレイ! あの企画の逆パターンが実現
明らかに本家より面白いじゃないか。SUDA51め、うまいことやったな。
 

2012年6月 5日 (火)

「はちま起稿」再び終了のお知らせ

はちま起稿:2ch運営が2chまとめサイトを名指しで転載禁止に!

  このことを知ったときの俺の反応↓
Up
ねぇねぇ 今どんな気持ち?

 モラルも法律もぶっちぎるくせに、2chからの警告にだけは羊のように従うとかクッソワロタ。

2012年6月 4日 (月)

「ふしぎの海のナディア」09ネモの秘密

 前回、ガーゴイルの基地が吹っ飛んで一段落し、ここから新展開。舞台は再びノーチラス号へ。
 サンソン・ハンソンがエレクトラの前でカッコつけたり、グランディスがネモに一目惚れしたり、平和だねぇ。

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 結局、この回ではハッキリと明かされないネモの秘密。さて、一体何なんでしょうか?

①船長室にブルーウォーター(大)を隠し持っている
②船長室にパイプオルガンを隠し持っている
③実はパイプオルガンを弾くのがめっちゃうまい

うむ、この回だけ見れば迷わず③だな。艦内に演奏が響き渡っているみたいだけど、こりゃ絶対敵に見つかるな。

2012年6月 3日 (日)

【訂正記事】当ブログ「ゲームクリエーターと詐欺師の怪しい関係」に関して

元記事:ゲームクリエーターと詐欺師の怪しい関係 後編

 想定外の勢いでリンクが広まり、多数のアクセスをいただいたこの記事ですが、このほど、一鷹さん本人から、事実誤認があるので訂正して欲しい旨のメールをいただきました。
 対応を話し合った結果、お互いのやりとりをそのまま公開するのが、最もフェアであろうという結論に至りました。以下はその顛末です。

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2012年6月 2日 (土)

「ふしぎの海のナディア」08ナディア救出作戦

 いや~、盛り上がるわ~。
 島一つ吹き飛ばせる衛星レーザーで潜水艦一機を狙うとか、もうね。この大仕掛けのハッタリ感こそがガイナックスの真骨頂。「エヴァ」のヤシマ作戦の原点がここに。

 改めて見ると、メカの意匠がやっぱり面白い。〈バベルの塔〉の発射装置は縄文式土器だし、衛星の方は銅鐸でしょ。古代アトランティス人って実は日本人なのかもね。KKKみたいなマスクの下で見えないけど。

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