« 2014年1月 | メイン | 2014年3月 »

2014年2月

2014年2月26日 (水)

「龍が如く 維新!」その1 脱藩日記

 海外先行のせいもあり、すっかり洋ゲーに食われた感じのあるPS4。だが、日本には「龍が如く」があるぜよ。とりあえず脱藩までプレイ。

 PS4になり、恒例の長時間インストールなしでゲームが始まるのにまず感心。
 そしてオープニングは歌が気に入らないのですっ飛ばす。いつも思うが、オッサンゲームになんで中途半端に若造の歌をあてるのか。歌で評価できるのは「3」の矢沢永吉までだ。だが安心してほしい。本編オープニングは出色のデキ。

Ryuisin01まんま大河ドラマ、これよ、これ。
 幕末維新のドラマと言えば、大河では「新撰組!」「龍馬伝」「八重の桜」。民放にも「JIN」などがある。これらのドラマでは、俳優が歴史上の人物をどのように演じるか、が興味をひく。「龍が如く 維新!」の楽しみ方もこれらのドラマに近い。歴代「龍が如く」のキャストが、どんな演技で登場するかが見もの、というわけだ。
 結論から言うと、演技は大根だった。わざと「龍が如く」のイメージを引き継いでおり、「兄弟」とか「おやっさん」とかの言葉が飛び交う。土佐勤皇党をはじめとする組織も、ヤクザの組にしか見えない。歴史ものより「龍が如く」ファンに比重をおいた贅沢な外伝と言えそうだ。

2014年2月23日 (日)

誰の役にも立たないPS4ファーストインプレッション

 PS4を買った。ゲーム機を発売日に買うのは、なんとWii以来7年ぶりである。

F0153636_11251363珍しく人に先んじたので浮かれ気味。祭りじゃ祭り!

続きを読む »

2014年2月21日 (金)

ドラマ「明日、ママがいない」のボンビちゃん、大物だった

 スポンサーが全社降板する異常事態の中、放送続行中の「明日、ママがいない」。ポスト役の芦田愛菜とドンキ役の鈴木梨央が神演技を炸裂させて話題になっているのですが、なんと、意外なところに大物が隠れていました。

Bonbi ボンビちゃんです。
 演じるのは渡邉このみ。映画「八日目の蝉」に演技経験なしで出演し、4歳で日本アカデミー賞新人賞を獲得(もちろん史上最年少!)という経歴の持ち主。
 いや~、「八日目の蝉」はいい映画でしたけど、この子とは全く気が付きませんでした。めがねっ娘になって、すっかり見た目変わってますからね。

 普通のドラマではあくまで大人が中心で、子役はその添え物みたいな扱いになるんですけど、このドラマは子供だけで画面が持っていて、大人キャストの方が添え物みたいでおかしいです。

2014年2月19日 (水)

ゲームは暇つぶしという客層

 チェーン店の牛丼を食べていたらひらめいた。これって、無料ゲームと同じじゃないか?
 その日なぜ牛丼を選んだのか、時間がないので早く出るものが良い、しかも安い、という判断。だが毎日通ったりはしない。高くても美味しいものを、という時ももちろんある。会食ともなれば、店の雰囲気やサービスにもこだわる。
 〈食べる〉ということ一つをとっても、一人の客の中に、時と場合に応じた様々なニーズがある。貧しいと選択肢は減ってしまうが…。

 ゲームもまた同じようなことが言えるのではないか。
 ゲームの中に、短い時間を無料で暇つぶししたい、というニーズに応えるものがあり、一方で、お金をかけてでも豪華に楽しみたい、というニーズに応えるものがあるのだ。

Himatubusi有名になったこの中坊の発言は正しかった。ゲームがバカにされた、などと感じて腹を立てる必要は全くなかったのだ。なぜなら、彼が語るのはそういう種類の限られたゲームのことだからだ。

 牛丼チェーンにハイレベルな接客を要求する客はいない。同様に、高級レストランに高いと文句を言う客もいない。常識がある人は、これらをひとくくりにはしないからである。
 実はゲームも同じであって、スマホ片手に無料ゲーム、というのと、大画面でPS4、というのでは、牛丼チェーンと高級レストランのように別種のものなのだ。ところが、ゲームは文化として未成熟なので、客の一部がこれらをひとくくりに認識してしまうからおかしくなる。無料のゲームに過剰な要求を突き付けたり、家庭用の大作に高すぎると文句を言ったりするのだ。
 昔はそのような区別などなかったが、ゲームが広がった結果、分化が起こり、作り手もユーザーもその扱いに困っているのかもしれない。

 ゲームを作りたければ、様々な分野で一流のサービスを体験するべし。これは、某社のプロデューサーの言葉だ。ゲームはユーザーへのサービスの塊であって、あらゆるサービスはそれを作るヒントになる、という意味だろう。また、良いサービスには相応の対価が必要、ということも身をもって知っておく必要がある。
 もともと、趣味の世界は平等ではない。古くからある趣味ほど、お金をかけたかどうかで大きく差がつくようになっているものだ。ゲームもまた、そういう領域に足を踏み入れたのかもしれない。
 私は新しいゲーム機を買う。選ばれたゲーマーでありたい、などという傲慢な理由ではなく、ゲームはそれだけ払う値打ちがある、と信じているからだ。安いものばかりを求め、結局満足に楽しめないというゲーム音痴とは、はっきり袂を分かっていたいものだ。できることなら永遠に。

2014年2月17日 (月)

「LEFT BEHIND -残されたもの-」 その2

 何だこのかっこいい結末は!
 というわけでエンディング到達。所要時間約2時間半。

 あまりによく出来ていて感心するばかり。
 本編の蛇足にならないどころか、もう一度本編へ戻ってプレイしたくなるほどの魅力的な内容。悲劇的になりすぎず、語り過ぎないクールな幕引き。何を書いてもネタバレになるので書きませんが、「LAST OF US」をクリアした人全員に購入を勧めたいです。
 そして、単にストーリーが良いだけでなく、遊びへのチャレンジも盛り込まれているところがまた素晴らしい。過去編では、つかの間の平和を、ミニゲームを体験させつつ語る手法をとっており、戦闘がなくても退屈させません。また、現在編では、本編ではできなかった感染者とハンターの入り乱れる戦闘を実現しています。エリーはジョエルのように腕っぷしが強くないのですが、両者が殺しあって数が減ったところで隙を突く、というような頭脳プレイが可能になっていて面白いです。これ、マルチプレイに使えないもんかな。

Loulb2 過去編では、エリーがアーケードゲームを妄想でプレイするという斬新なミニゲームが入っています。もうこの画面からしておかしい(笑) 変な格闘ゲーム、と思った人も多いでしょうが、最後にフェイタリティを決めることから、「モータルコンバット」のパロディらしいとわかります。ゲーセン入り口付近の5ボタン筐体を見た瞬間に気が付いたあなたは、かなりの「モー魂」の持ち主です。

2014年2月15日 (土)

「LEFT BEHIND -残されたもの-」 その1

Loulb1

 「LEFT BEHIND」は、「THE LAST OF US」のDLC。プレイするには本編が必要。語られなかったストーリーが追加されます。1575円でダウンロード容量は5ギガ超。

 「THE LAST OF US」は最高のゲームだったので、これを購入することには1ミクロンの迷いもありませんでした。しかし、難度が高いゲームという記憶があり、操作のおさらいをするために本編の冒頭をやり直してみることにしました。…そうしたら、すっかりはまってしまい、ストーリー中盤まで遊んでしまう始末。本当に面白いゲームは二度遊んでも面白いようです。

 さて、「LEFT BEHIND」です。追加のエピソードとなるわけですが、本編のストーリーがかなり完成度が高かったので、蛇足となってしまわないか心配でした。
 しかし、冒頭を少しプレイしただけで、その心配は吹き飛びました。
 「LEFT BEHIND」のストーリーには二つの軸があります。
 一つは、冬までの話。本編、秋ステージの最後に、ジョエルは重傷を負って倒れます。次の冬ステージの冒頭、エリーは雪山でジョエルを看病しています。この間、エリーが何をしていたのか。それを補完する内容です。
 もう一つは、エリーの過去。本編エンディングで、エリーは昔友達がいたことを話します。そのエピソードを描いていくようです。思えば、ジョエルには、パンデミック前の平和な生活の経験がありましたが、パンデミック後に生まれたエリーにはそれがありません。そんな彼女がどんな暮らしをしていたのか、垣間見られる内容になっているのです。
 この二つのストーリーが交互に展開され、先が気になる巧みな構成になっています。

 今のところ、戦う場面もほとんどなく、実に穏やかにゲームが進んでいます。しかし、すでに本編をプレイしている人は、彼女たちがその後どうなるかを知っているので、胸を締め付けられるような切なさを感じます。こんなに心情に訴えるDLCがこれまでにあったでしょうか。

2014年2月12日 (水)

鉛筆を削る。

子供の頃に理解できなかった謎ルール 「うさぎ跳び奨励」「カンペンケース禁止」「シャーペン禁止」 など

 昭和のオッサンの昔話。
 上の記事中で、「シャーペン禁止」の理由がいくつも挙げられているが、あてはまる答えがない。私も小学校時代、シャーペンが禁止だったが、その理由は次のように説明されていた。いわく、「鉛筆を削らせるため」だ。

続きを読む »

2014年2月11日 (火)

トリコはまだか

 PS4の発売が迫ってきた。本体はすでに予約してあり、ソフトは「龍が如く 維新!」を買う予定である。数少ない国産ビッグタイトルを応援せねば。

 一方、PS3の方は、昨年、「the Last of Us」や「BEYOND:two souls」も出て、かつての最先端ハードもひと段落と言ったところか。いいや、まだ出ていないビッグタイトルが残っていた。「人喰いの大鷲トリコ」である。
 最初のトレーラーが発表されたのは2009年。以来5年経つが音沙汰がない。いったいどうなっているのか、ということでここまでの経緯を振り返ってみよう。

 TGS2010で、発売を2011年冬、と発表。しかし開発が難航し、翌春には発売日未定となってしまう。
 そして、最も期待が高まったのが2011年の秋ごろ。「ICO」「ワンダと巨像」のHD版が発売された時だ。これらは「トリコ」発売を先導する商品に思えたし、何より、「ICO/ワンダと巨像 Limited box」所収の冊子「神話を紡ぐ」に、開発の様子が載っているのが頼もしかった。
 だがその年末、上田文人退社の報がもたらされる。

上田文人氏のソニー・コンピュータエンタテインメント退社が確定

この情報については、後に本人のサイトで正式に発表された。

様々な創作の可能性を模索したいという動機から、少し前に(株)ソニー・コンピュータエンタテインメント (以下SCE) ジャパンスタジオを退社いたしました。
現在はフリーランス契約として『人喰いの大鷲トリコ』に携わっています。

 さらに、翌2012年には、海道賢仁も退社。「ICO」「ワンダ」「トリコ」と、上田文人と組んできたプロデューサーだ。これによりチームの体制が大きく変化したことになる。
 2013年、上田文人がファミ通のインタビューに答えたところによると、「トリコ」の開発は継続してはいるが、「パペッティア」や、PS4の「KNACK」の開発が優先されているとのこと。

 今後どうなるのか、予想できる材料はないが、貴重な上田作品だけに、開発中止だけはなんとか避けてほしい。「FF15」みたいに、気が付いたらPS4用の新作としてラインアップされていた、というような展開に期待したい。

2014年2月 2日 (日)

「BRAVERY DEFAULT For the Sequel」その5

 なるほど! これがやりたかったのか。という訳でどうにかエンディングに到達。

Bdfts5(以下は当然のごとくネタバレなので注意!)

続きを読む »

2014年2月 1日 (土)

ドラマ「なぞの転校生」への期待が上昇中

 深夜ドラマ「なぞの転校生」が、地味に異彩を放っている。
 眉村卓の原作は40年前に出版された。ジュブナイル小説の定番であり、非常に懐かしい。ドラマは一応現在という設定なのだが、高校生たちの様子は妙に古臭く、原作そのままのノスタルジックさがある。
 脚本の岩井俊二は、20年ほど前に特に話題になった。その監督作「スワロウテイル」の衝撃は今も覚えている。当時全盛だった、「トレンディドラマ」の俳優を多数出演させ、日本語・中国語・英語の交じったセリフをしゃべらせて、国籍不明の世界観を構築して度肝を抜いた。日本が日本でなくなったような風景に驚き、映像美優先で物語性の乏しい内容に戸惑ったものだ。その岩井が、初めてテレビドラマをプロデュースしたわけだが、癖の強い作りは健在。手持ちでふるえるカメラは、不安定な浮遊感を醸し出し、独特の照明(?)のせいか、どこにでもある風景が異化されてアートになっている。物語は極端に平版であり、3話かけてようやく「なぞの転校生」が転入するなど、スローテンポ。昔と同じ映像美優先で、これまた懐かしい。
 そのまま進めてくれても充分楽しめるのだが、3話で一つ展開があった。転校生、山沢は「平行世界」のことを口にし、別の世界から来たことを暗示する。そして、山沢がピアノを弾いていると、音楽の先生が来て何の曲かたずねる。曲は有名なショパンの「雨だれ」だ。山沢は「この世界はショパンがいないのか」とつぶやく。
 原作はパラレルワールドものの元祖であり、山沢は遠い異世界からの訪問者だった。ところが、このドラマでは、どうやらこっちの世界も現実とは異なる世界であるらしい。この先どうなるのか、にわかに気になってきた。もう映像美だけを眺めてはいられない。

最近のトラックバック

アクセスランキング