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2014年7月

2014年7月30日 (水)

「人間でも試してみたかった」

 長崎県佐世保市で、15歳の女子高生が同級生を殺害したうえ、遺体の首や手首を切断するという事件があった。容疑者は、「解剖に興味があった。人間でも試してみたかった」と供述しているという。
 これについて、ぽつぽつと意見を書いてみたのだが、激しく既視感がある。

 これか。

 9年前に同じようなことを書いていたとは。よって、以下略とする。

2014年7月27日 (日)

オッサンと歩きスマホ 「WATCH DOGS」その4

 あの人とはどこかで会ったことがある。しかし、いつ、どこでだったかさっぱり思い出せない。そんなことがよくある。個人の行動パターンなんてのはたかが知れている。通勤中にすれ違ったことのある誰かなのかもしれない。

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 さて、「WATCH DOGS」である。このゲームでは、プロファイラーを使うと、街のすべての人のプライバシーが露わになる。重要な人物を見つけたり、潜在的な犯罪を探知したりするために使う機能だ。
 個人的に、このゲームの最もすごい点は、このデータだと思っている。何百人、ことによると千人以上になるかも知れない住民の一人一人に個人情報が作ってあるわけだ。しかも、それが日本語に翻訳されているのだから、2度びっくり。いったい何人のスタッフで作ったのだろうか。妙にインパクトのある情報を持っている住民も多く、ゲームの進行に関係なくてもつい見てしまう。

 ゲームも後半になり、見たことのある個人情報に出会うことが多くなってきた。まさに、あの人とはどこかであったことがある、状態である。そしてふと思う。私はこの人に再び会ったのだろうか。それとも、たまたま同じ情報を持った別の人に会ったのだろうか。答えは永遠にわからない。

2014年7月23日 (水)

ドラマ「アオイホノオ」の再現度が無暗に高え

 「アオイホノオ」は、テレビ東京で放映中の深夜ドラマ。島本和彦による自伝的(?)マンガを原作としている。関西では、先日ようやく第一話が放送となったので観たが、期待以上のデキで恐れ入った。

 まず、キャスティングが素晴らしい。主人公、焔モユル役が柳楽優弥と聞き、あまりイメージが合わないな、と思っていたのだが、マンガそのままの暑苦しいアホを演じていてお見事。ヒロインのとんこが山本美月で、これまたイメージと違うな、と思っていたのだが、あの心のこもらないゆる~い感じ、完璧である。庵野ヒデアキ役の安田顕、いくらなんでも大学生は無理だろ、と思っていたら、庵野なので何の問題もなかった。今後の新キャラにも期待が増すばかりである。
 次に、背景が素晴らしい。マンガでは「大作家芸術大学」とごまかされていたロケーションは大阪芸術大学になってリアリティを増し、焔の下宿は古いマンガをかき集めて当時の本棚を極力再現してある。
 とどめに、学生作品が素晴らしい。パラパラマンガや映像作品で、庵野の天才ぶりに打ちのめされる焔。原作では、そのすごさを強引に静止画で説明しており、それはそれで面白かったのだが、今回はドラマ、動くものがそのまま見られる! 庵野版ウルトラマンを、わざわざドラマのキャストで再現してあるこだわりも実にナイス。

 DAICONアニメの実物がそのまま使われたり、オープニングが金田パロディだったりと、マニアックさも原作通りだが、一方で、クリエイター志望の若者にありがちな言動を追った、時代を問わない普遍性も備えたドラマなので、エヴァンゲリオンを幼いころに観た、というような若造にも楽しめる可能性が充分あるので、一度試してみてほしい。

2014年7月21日 (月)

「スナイパーエリート3」、発売中止についての憶測

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Game*Spark:スパイク・チュンソフト、PS3/PS4『スナイパーエリート 3』国内での発売中止を発表

 海外製シューティングゲームの「スナイパーエリート3」。この夏の数少ないPS4用タイトル、しかも発売一か月前で急に中止になったということで、ファンを落胆させています。
 以下は、その経緯についての何の根拠もない憶測ですので、そのつもりでお読みください。

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2014年7月20日 (日)

オッサンの歩きスマホ 「WATCH DOGS」その3

見つかった しょうがないので 皆殺し
えいでん心の一句

 いつまでたってもみっともないプレイばかりで、作った人には申し訳ない限り。操作はもう憶えた、とたかをくくっていたら、運転中に間違って主観視点にしてしまい、戻し方がわからない有様。

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 それにしてもこのゲーム、ローカライズがえげつない。これで日本語のつもりか。ハッカー用語が飛び交う内容なのである程度は仕方ないが、一般的でないカタカナ言葉が多すぎる。特に気に入らないのが、インタラクト。「アサシンクリード」でも使われていたが、何かするんだな、というくらいにしか伝わらん。インベントリ、フォーカス、カーオンデマンドあたりはもうちょっと言いようがあるはずだ。
 一方、音声が日本語吹替えなのだが、ここでもちょっと問題が。主要人物やストーリーに関わるデモは、きちんと吹替えられているが、街の人々の声は一部吹替えとなっているのである。そのため、例えば、追ってくる警察の警告は英語。日本語で話しているのが聞こえたのでちょっかいを出してみると、突然英語で叫び出すなど、ちぐはぐなところがある。
 責めてばかりなのはどうかと思うので、一つ誉めておくと、「脆弱」は名訳。PCユーザーなら誰もが危機を理解するだろう。

2014年7月16日 (水)

ロスト・ハイウェイ

 デイヴィッド・リンチ監督作品。例によって、どうせわかるはずがないので、ネタバレ全開で行く。

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2014年7月12日 (土)

オッサンで歩きスマホ 「WATCH DOGS」その2

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 「WATCH DOGS」プレイ続行中。ようやく操作にも慣れ、マップ画面で目的地へのルート表示を削除する方法もわかった。これで、ストーリーをサクサクと進めることができるな!
 …と思っていたのだが。
 全っ然進められねぇ。
 とにかくこのゲーム、サイドミッションが膨大。大きく分けるだけで、フィクサー契約(運転の腕が問われるレース系ミッション)、車列襲撃(車で移動する敵を倒す)、犯罪探知(現場を見張り、加害者をボコる)、ギャング・ハイドアウト(警備厳重なアジトに侵入しターゲットを倒す)、プライバシー侵害(ハッキングで他人の生活を覗く)などがある。プログラムで自動的に生成できそうなミッションはほとんどなく、一つ一つ綿密に設計されていて恐ろしい。それに加えて、オンラインミッションの申請が頻繁に割り込んでくる。
 やばい。とてもすべて遊んでいられない。
 ストーリーを進めるためには、心を鬼にして、あらゆる脇道への誘惑を必死に断り続けなければならない。さもなければ、あっちへふらふら、こっちへふらふらと、半永久的にオープンワールドの虜となってしまうだろう。ゆっくりプレイできる人がうらやましい。

2014年7月 9日 (水)

HERO

 木村拓哉が型破りな検事を演じる大ヒットTVドラマ。その劇場版。なぜかまたテレビで放映している。観よう。
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 木村拓哉、若いなあ。松たか子に阿部寛に小日向文世、香川照之に中井貴一に綾瀬はるか。共演陣がとことん豪華だなあ。
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 妙に軽快なテーマ曲。何度聞いてもグラディウスみたいだな。
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 無理やり韓国ロケで韓流スターも顔見せ。そういう時期とはいえ、ブームに安易に乗ろうというところがセコいな。
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 タモリが憎たらしくて倒し甲斐があるな。弁護士が松本幸四郎だから、実は親子共演なのだな。
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 映画では、いつもの宇多田ヒカルの歌がないのか。物足りないな。
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 え、月9で新シリーズやるの? いい役者みんな降りてるじゃん、つまらなそ~。

明快度   9
韓流度   7
新番組への期待 2
個人的総合 6

2014年7月 6日 (日)

オッサンが歩きスマホ 「WATCH DOGS」その1

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 新しいオープンワールド型ゲームとして注目されている、「WATCH DOGS」を購入。ここは迷わずPS4で。
 さて、ハッカーと言うと、これまでは、薄暗い部屋で大量のモニターに囲まれているイメージだった。ところが、「WATCH DOGS」では、スマホ片手に楽々ハッキング。敵を悠々と陥れる全能感あふれるゲームだ。
 …と思っていたのだが。
 全っ然思い通りにならねえ。
 とにかくこのゲーム、操作方法が複雑。ボタンの数が足りないため、長押しに別の機能を割り当てているくらいだ。武器を変えるんだ、と言われても武器ホイールの出し方が思い出せない体たらくで、上手い下手以前の問題である。メニュー類のインターフェースも複雑怪奇で、見たい情報になかなかたどり着かないのがもどかしい。そしてスマホ。本物なら簡単に操作できるのに、このゲームのスマホは右スティックで操作しなければならない。とどめに、洋ゲーにありがちな×が決定で○がキャンセルという仕様であり、誤操作が多発してストレスがたまる。
 やばい。最後まで行ける気がしない。
 プレイ開始して一週間、クリアできないサブミッションをあきらめる方法がやっとわかった。特典の豪華アートブックはうれしいが、それよりももっとちゃんとしたマニュアル入れとけってーの。

2014年7月 4日 (金)

「Contrast」にインディーズの限界を見る

Contrast

 PS4「Contrast」、終了。セピア調のパリを舞台に、影と実体を行き来できるギミックでプレイする、アクションアドベンチャー。主人公と同行の少女以外、すべての人々が影のみの存在として描かれている、不思議な世界観。女優の母、興行師の父、伝説のマジシャンが絡むストーリーが、少女の目線から語られる。
 最近、話題作の多いインディーズ作品であり、個性的な内容は期待通り。だが、困ったことに終盤でわからなくなった。攻略情報を探すと、PS4ならではの録画による答えを見つけた。なるほど、というより、「これはわからん」という感想が先に出た。
 影を利用したギミックは多彩で、アイデアに満ちているのだが、ひらめきがないと気付かない唐突なものがいくつかあった。基本から応用へ。ヒントから謎へ。大手メーカーのフルプライスゲームなら、気を使ってしかるべきなめらかなステージ構成が、できていないのだ。ゲームは調整にこそ時間とコストが必要。粗削りなインディーズならではの限界を、垣間見た気がして、ちょっと残念なクリア経験となった。

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