« 寄生獣 完結編 | メイン | デル・トロ監督から熱いエール。どうする小島監督? »

2015年5月14日 (木)

JRPG終了宣言。イメージエポック倒産

 イメージエポックが倒産した。
 3月に、自社販売の予定だった「ステラグロウ」がセガからの販売に変更。4月には同社のサイトが消滅するなど、様々な前兆があったので、やっぱりか、という感じだ。
 この会社は、「ルミナスアーク」「セブンスドラゴン」などで、一定の支持を集めたが、やはり印象に残っているのはJRPG宣言。自社パブリッシュの開始を派手に打ち上げ、御影社長がまるでレベルファイブの日野社長のように見えたものだ。「最後の約束の物語」「ブラックロックシューター」の発表にもうなった。私が学生だったらきっと買っただろう、と思える見事な中二っぷりは、コアな層から根強く支持されそうだった。
 残念ながら現実は甘くなく、ネタの引きだけは強かったものの、RPGとしては、ユーザーの期待に応えるだけの作り込みがなかった。瞬時の快感で満足できるアクションゲームなどと違い、RPGでは、日本ファルコムやアトラスのようにこだわりの職人技を惜しげもなくつぎ込まないと、評価がもらえない。安く早く作ることを公言していたイメージエポックの姿勢では土台無理なのだ。「トキトワ」の薄っぺらさはその最たるもので、業界での開発会社としての信頼も徐々に失われていったようだ。
 某転職サイトに、

2012年頃からプロジェクトが終了する度に人がやめていった。数本同時に開発ラインが動いていたが、2014年には、社内開発ラインか2本→1本となっていった。JRPG宣言やら上場と言っていた面影はなくなってしまった。もともと、外部から転職してきた人がノウハウをもっていたが、優秀な人はさっさと転職し、開発能力が著しく下がってしまった。

などという元社員の生々しい証言が残っていて笑えない。
 最近は和製RPGで良いニュースが少ない。「テイルズ」の新作は不評、「ブレイブリーセカンド」や「ゼノブレイドクロス」も売れていない。かつてRPGを遊んでいたプレイヤーは、長くじっくりプレイする環境を失って、スマホに流れている。この倒産もまた、そうした動きの一端のように思える。
 最後に余談。これは完全にとばっちり。かなわんなあ。

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://app.blog.eonet.jp/t/trackback/358337/33400909

JRPG終了宣言。イメージエポック倒産を参照しているブログ:

コメント

干支が3周したオッサンからすればRPGユーザーが高齢化したのでは、と。
30〜40代の社会人ならそれなりに忙しく腰を据えてRPGをプレイする時間もなく。
この世代は多感な時期にFC,SFCやPS,SS等でRPG全盛期で感動を味わってますが、
今の10〜20代が市場を買い支えるほどのRPGが有ったかなと。
供給が無く需要も減れば市場が縮小するのは当たり前なんですけどね。
まあイメエポについてはあれだけ粗悪品・模造品を作ってれば倒産・BADENDは単にフラグが回収されただけかと。(個人の感想です)

規模はそれほど大きくありませんが、「軌跡」シリーズや「ペルソナ」シリーズは若い層にきちんと支持されているように思います。これらは丁寧に作られていることに定評のあるシリーズ。粗製乱造はやはりダメですね。

コメントを投稿

最近のトラックバック

アクセスランキング