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2016年5月 7日 (土)

「棒人間チャレンジ!」の謎にチャレンジ

 「棒人間チャレンジ!」は、3DS用のダウンロード専売タイトル。棒人間を使ったミニゲームが81種収録されており、価格が800円なので一本10円以下という計算に。やっす!

Bchal ゲームの方は単純ながら、3DSのあらゆる機能を活用しており、ハード発売直後のタイトルを思い出させる。一部のゲームはネットランキングもあり、極めにかかっているプレイヤーもいるようだ。ちなみに私のお気に入りは「棒人間たたき」。

 さて、このゲームには大いなる謎がある。

 それは、なぜ今このゲームが発売されたのか、ということだ。
 ダウンロード専売なので、大がかりなプロモーションがないのは当然だが、それにしても唐突な発売という印象が強い。何か売れる算段があったのだろうか。販売が、キャラゲーを得意とするバンダイナムコだけに気になるところだ。
 まずはバンダイナムコの公式サイトを見てみよう。

カワイイ!棒人間がゲームになった!

 棒人間をかわいいキャラとして売るつもりか、そんなバカな。冗談はともかく、注目すべきはサイトの作り。すべての漢字にルビがふられており、子供向けを強く意識していることがわかる。
 次に、ファミ通.comを見てみよう。

誰もが知っている人気の棒人間がニンテンドー3DSへやってくる!

 マンガやアニメの主人公ならいざ知らず、棒人間を「誰もが知っている人気の」と言われても困る。棒人間って、誰でもない人を表す記号じゃないの?
 よし、任天堂のサイトを見てみよう。

スマホで人気の棒人間ゲームをニンテンドー3DSでゲーム化! 

 なるほど、いや、ちょっと待て。確かに、スマホで棒人間を使ったゲームは多数あり、「チャリ走」のような人気作もある。だが、「棒人間チャレンジ!」は、それらを移植したわけではなく、オリジナルだ。そもそもスマホのゲームも、棒人間だから売れたわけじゃないだろう。
 そんなわけで、売れる理由はさっぱりわからない。ただ、発売日から想像するに、連休中に親が子供に買い与えるという需要を見込んでいるとは推測できる。

 さて、ゲームが出る理由はもう一つある。それは「作りたかったから」だ。インディーズゲームの多くは、市場性よりも作り手の意向が先行する。また、ミニゲームであったとしても、「メイド イン ワリオ」シリーズなどを見れば、こだわりは明確に伝わってくる。
 「棒人間チャレンジ!」を開発したのは、株式会社ハ・ン・ド。もしかすると、棒人間を愛してやまないクリエイターがいたのかもしれない。

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