馬鹿は黙ってろ! Feed

2016年11月 1日 (火)

このドラマ、醜悪至極なり 「IQ246」

 ああ、暇だ暇だ。どこかに私が観るに値するドラマはないものか……。

 織田裕二主演の「IQ246」がなかなかヒドい。作中の沙羅駆同様、ドラマの制作陣が織田を持て余している様が伝わってくる。「踊る大走査線」が当たってしまったせいで、いい歳なのになかなか若造イメージから脱却できない織田。思い切って変人に仕立てたは良いが、「古畑任三郎」か「相棒」の右京かといった感じで、しっくりこない上に二番煎じ。同様に使いにくいせいで、ついにはロボットまでやらされた木村拓哉を思い出す。
 木村拓哉が演じる天才かつ変人と言えば、「MR.BRAIN」を思い出すが、 沙羅駆もまたタイトル通りの天才だ。だが天才の表現方法が極めてお粗末。周囲をアホにすることによって、相対的に沙羅駆が賢くなっているのだ。結果として警察もアホなら犯人もアホ。「ホームズ」やら「ポアロ」やら「古畑」やら、モチーフにしたと思われる作品から、推理要素はほぼ抜け落ちており、なんともがっかりな話なのだ。
 一方で、ディーン・フジオカが演じる執事の完璧な仕事ぶりや、中谷美紀の検視官のおかしさなど、キャラだけはやたらと立っている。この作風は中居正弘がサヴァン症の捜査官を演じて人気だった「ATARU」に近いな、と思ったら演出陣が同じだった。 もうちょっと新味があっても罰は当たらんのじゃないか。期待せずに新展開を待つ。

2016年10月23日 (日)

秋の夜長にゲームあれこれ

 最近の印象に残った記事。つまりは個人的な備忘録。

「おもしろさ」を生み出す「仕掛け」作りとは何か ~日常から「面白さ」を抽出するゲームデザイン論
 東山さんのこの講演は、何度か生で聴く機会があり、いつも感銘をうける。学生にゲームを発想させると、ストレートに元の題材そのものを再現しようとすることが多い。そうではなく、面白さに形をまとわせるのがゲームデザインの極意なのだ。バイクと落語とマクロスから「エースコンバット2」が作られたように。

Makuake:アトム時空の果て
 一方こちらは、面白いゲームを作る気あるのか。最初の目標金額は達成したものの、追加目標がひどい。声優を追加する、というあたりは許せるが、エフェクトの追加って何だ。こういうのは最初から入れるか入れないか決まっているものだろう。予算など気にせず、ただ良いものをと作り続けた手塚治虫とは、あまりに隔たりのあるプロジェクトとしか言いようがない。

ホラゲにゲームデザインの常識は通用しない!? Jホラーゲームの第一人者『零』×『SIREN』開発者が語り合うホラーの摩訶不思議
 話も貴重なら、公開された企画書、仕様書も超貴重。しかしながら、「零」のディレクターに本物の霊感があり、「その音を再現するために、このゲームには人間の可聴領域の外にある低周波帯や高周波帯の音をあえて入れています。あと、ゲームの中に「無音」という音があって、そこでは人間に聞こえない周波帯の音を爆音で流しています。」というインパクトの前にはすべてがぶっ飛ぶ。

『人喰いの大鷲トリコ』が完成! 吉田修平がTwitterで報告
 公式より先にSIEのプレジデントが完成を宣言。今度こそ無事に発売されるのだとは思うが、コメント欄では相変わらず「実際に見るまでは信じない」と、まるで信用されてない。前回の延期で発表された「予想以上のバグ」は全部とれたのだろうか。

2016年10月 2日 (日)

はちま起稿、なぜライター名を記載?

 はちまを見ていて、ふと気が付いた。

Hachima 記事にライター名が記載されている! いつからだろう? と思ってさかのぼって調べたが、ご丁寧にも過去ログすべてに表記が足されていてわからずじまいだ。元から個人で運営しているとは思っていなかったものの、この変更で急に組織が表立ってきた。
 他所からニュースを引いてきて、反応をまとめ、一言コメントする。これ、ライターって呼べるか? 違うだろ。

重複記事の給料泥棒 ライター : UTA
糞記事連発パチンカス ライター : ばん
釣り&偏向タイトル&煽りコメントのエース ライター : クッキー☆
創作バカッターに飛びつく ライター : ゴブ蔵
上げなくて良い事も記事にして拡散する ライター : ポタク
一番まじめだが、本田Pには喧嘩を売る ライター : 新人くん
英雄的行為してみたいほぁ ライター : ほぁイシュトヴァーンほぁ
ハズレ新人、コメントが雑 ライター : finch
別のまとめサイトから丸ごと引用新人 ライター : 太郎

そしてこいつらを統括するゲーム業界の嫌われ者 清水ライザップ鉄平
ようこそ底辺の吹き溜まり、はちま起稿へ

 ↑常連からさっそく分析されてて笑う。
 「ライター」諸君は、もしかすると自己顕示欲が満たされて満足しているかもしれないが、こんな仕事で名前を売っても何もつながらない。それどころか、何かあったら責任をとらされるかもしれない。今後トラブルが起こっても、ライターが勝手にやったこと、と白を切るための策かもね。

2016年9月25日 (日)

METAL GEAR SURVIVEに非難殺到、どうする小島監督?

答:どうもしない。

Mgvtgs コナミの新作「メタルギアサバイブ」が、わざとじゃないかと疑うくらいヘイトを集めている。
 初報は海外のゲームショウだった。MGSVの基地が異界へ吸い込まれ、生き残った兵士がゾンビのような敵と戦う、という設定に「こんなのメタルギアじゃない!」と多くのファンが反発した。
 そして先日、東京ゲームショウではプレイ内容のムービーが公開され、ステージイベントが開かれた。マップ、キャラ、モーションなど素材の多くをMGSVから流用していることがわかり、さらなる怒りを買った。
 一方、同じく東京ゲームショウで、小島監督は新作の紹介のため登壇していた。「メタルギアサバイブが小島監督のアイディアだという噂をネットで見たが、本当か」という司会の質問に対し、全然関係ないと否定。「ゾンビなんか出るわけない」発言に、会場からは拍手が起こったという。
 この事態の真相を以下に暴くが、何の根拠もない邪推なので本気にしないでほしい。

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2016年9月22日 (木)

東京ゲームショウ2016、肝心のゲームは延期

 先週の東京ゲームショウ、VRゲームの試遊で大いに盛り上がったようですね。
 だが、しか~し! この盛り上がりに水を差すけしからん事態が。それは、注目タイトルの相次ぐ延期です。

FINAL FANTASY XV

 まず先陣を切って延期したのがファイナルファンタジー。このお知らせはダメですわ。わずか6分のスピーチの中で、「延期します」と言ったのが4分後。まず結論を述べよ、というスピーチの基本に沿っていません。不祥事を隠蔽したい、という会見ではこういう流れになりやすいんですよね。「最高品質」を目指す、という言葉の裏で、何か重大な不具合があるのではないか、と疑わせてしまいます。

グランツーリスモSPORT

 続いては、延期常連のグランツーリスモ。PSVRに対応したタイトルの中では最も期待されているだけに、2017年内という大幅な延期は罪深いです。「リリース日が近付くにつれて、完璧な『グランツーリスモSPORT』を産み出す為には更なる時間が必要になると悟った」というコメントは不自然。間に合わないことを主張する開発と、VRの発売に近いタイミングで売りたい営業とで、相当な綱引きがあったであろうことは容易に想像できます。

人喰いの大鷲トリコ

 止めにトリコ。ファイナルファンタジーの延期発表とは対照的で、「開発の最終段階で予想以上のバグが発生」というバカ正直にもほどがある延期理由となっています。一か月ちょいの延期で、年末商戦には間に合わせるつもりらしいのですが、予想以上のバグがたったそれだけの期間でどうにかできるのでしょうか、予想つきません。

 東京ゲームショウには、例年任天堂は参加せず、XBOXもすっかりやる気を失っています。従って、ソニー率いるPS陣営が盛り立てていくしかないのですが、そのビッグタイトルがこの有様ではいけません。もっと確実に完成するめどが立ってから発売日を決定してほしいものです。ユーザーはお金だけじゃなく、遊ぶ時間も用意して待っているんですから。

2016年8月19日 (金)

サムライライジング、誤ってデバッグ版を配布

スクウェア・エニックスのソーシャルゲームがアップデート後に何故かデバッグモード搭載版を公開

 「サムライライジング」は、6月にサービス開始されたスマホゲーム。先日のアップデートで、誤って開発者向けバージョンを配布してしまうというミスをやらかした。

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2016年8月 9日 (火)

猛暑で思考がまとまらないので雑記

 リオではオリンピックが始まりましたが、この暑さを鑑みるに、4年後の夏に東京でオリンピックを開くのはクレイジーではないかと。

新たなAC版「電車でGO!!」が発表
 予想外のシリーズ復活にびっくり。20周年という時の流れにまたびっくり。どうせ安っぽいリバイバル作だろうと思ったら、豪華筐体で本気も本気、またまたびっくり。「ポケモンGO」に便乗してこのまま電車で電車で電車で電車でGOGOGOGO

片渕須直「この世界の片隅に」公開日が11月12日に決定
 私もクラウドファンディングで参加したこの映画が、ようやく公開日決定。発表が原爆の日の直前となったのは意図的なものでしょうか。前売りはすでに買ってあるので、正座で待機です!

漫画家・島本和彦先生『シン・ゴジラ』発声可能上映の夢が叶ってしまう
 この夏一番のアホニュース。「アオイホノオ」の後日談を先生本人が演じるとか、どこをどうひっくり返しても面白すぎでしょ。涼しい顔して嫌がらせに奔走する、庵野監督のしたり顔が目に浮かぶぜ。

2016年7月31日 (日)

「時をかける少女」はいいドラマだ

 毎週土曜放送のドラマ「時をかける少女」。オリンピック開催の影響で、次回の5話で早くも最終回となります。視聴率も評判もあまりよろしくないのですが、個人的にはお気に入りの一本です。

 そもそも、「時をかける少女」と言えば、筒井康隆の小説を原作とし、何度も映像化された題材。今回のドラマでは、黒島結菜が主役の美羽をボーイッシュに演じています。幼馴染の吾郎は、人望のあるスポーツマンタイプ。未来人の翔平は、茶髪でチャラい感じ。この3人のキャラ作りは、細田守監督によるアニメ映画とよく似ています。あの映画からもう10年経ったとは驚きです。どうでもいいことにタイムリープを使っていく軽さや、タイムリープ時のアクションなども、アニメを踏襲しているように見えます。
 一方、ロケ地となる、少し懐かしい感じの海辺の町は、大林宣彦監督が尾道に舞台を変えて撮った原田知世版「時かけ」を彷彿とさせます。
 そうかと思えば、火事の現場に女っぽいパジャマ姿で翔平が現れるというエピソードなどは、小説の記述そのままの忠実さです。
 全体に、新しい「時かけ」というよりは、過去の「時かけ」の要素を再構成して散りばめたように見えます。

 オリジナル部分もかなりベタであり、七夕祭り、学園祭で演劇、夜のプールなど、どこかで見たような古臭い状況ばかり。加えて、翔平役の菊池風磨の演技が拙いのですが、そのことによって、昭和のドラマのような素朴さが出ています。主題歌もAKBで、アイドル歌謡の雰囲気。むせかえるほどのノスタルジーの塊であり、若手の俳優を抜擢しているにも関わらず、若い人にはとても見られたものじゃありません。古き良き昭和ドラマを知る視聴者がターゲットであり、つまり私にとっては非常にいいドラマなのです。こんなものが2016年に見られるとは奇跡的です。

2016年7月19日 (火)

「Pokemon GO」GOGO!

 「ポケモンGO」の話題性が常軌を逸している。

話題沸騰中!『ポケモンGO』がヒットする3つの理由

 海外で配信されるやいなや、うつ病が治っただの、引きこもりが外に出たら彼女が出来ただの、歩きスマホで事故っただのと、えらい騒ぎになっている。ポケモンを獲りに公園へ集まる群衆は、アイドルのコンサートか新興宗教の集会かといった様相。また、どこかのピザ屋が課金アイテムで店内にポケモンを出現させ、集客効果で売り上げが大幅に上がったと聞く。こうかはばつぐんだ。
 任天堂は今まで、自社ハードという土俵で周到にゲームを普及させてきた。子供たちが部屋に閉じこもってゲームに夢中になったのは、ファミコンが売れたからこそである。その子供たちが、ゲームを持って外へ飛び出して行ったのもまた、ゲームボーイが売れたからであった。任天堂のやることは、節目節目で社会に大きな影響を与えてきた。
 しかしながら、スマホは任天堂の土俵ではない。スマホに参入すると聞いた時、任天堂が数あるメーカーの一つとして埋もれてしまう危惧を抱いたのは私だけではないはずだ。事実、「Miitomo」まではその気配があった。
 「ポケモンGO」は、その不安を吹き飛ばした。ゲームという枠を超えて世界的な社会現象になった。ゲーマーでない人までもが関心を持ち、街を実際に動いているというインパクトはやはり絶大。VRがいかに優れた技術であっても、ヘッドセットをかぶって部屋にこもっているうちは、一部のマニアの趣味でしかない。今年はゲームの未来の分岐点となるかもしれない。
 今後、運営において様々な問題が出てくると思うが、ファミコンもゲームボーイも初めはそうだった。後に続く位置情報ゲームの指針となる策を示してほしい。まだ日本では始まっていないが、国内でのプレイ状況はどうなるのか、期待と不安でわくわくしてくる。

2016年3月24日 (木)

快著再び! 「素晴らしきインチキ・ガチャガチャの世界 コスモスよ永遠に」

 私たちが子供のころ欲しくなかったものを集めて解説したあの本に、実は続編があるということを知り、慌てて購入。

Cosmos2

 前著とほぼ同じ体裁ながら、コレクションはパワーアップ。解説の毒舌ぶりもヒートアップしている。パンフレットや会社案内など、さらなる資料が公開され、うさん臭さも2倍増しだ。
 見れば見るほど、残念な景品の記憶が思い出され、その感慨は失恋の記憶にも等しく、読者の心を甘く苛むのである。

 昭和のおもちゃ業界はなんとインチキなことか、と若い人は憤慨するのかもしれないが、実はゲーム業界も似たようなもの。その初期には、粗悪なソフトを作りまくった挙句、あっという間に姿を消した泡沫企業がいくつもあった。誰か、この本のようなスタンスで、そんなゲーム企業について書いてくれる人はいないだろうか。誰もいないようなら、退職後の手すさびにでも私が書こうか(笑)

 巻末に驚きの情報が控えていた。コスモスのガチャガチャ機は、今でも稼働しているものがあるのだそうだ。過去のものかと思ったら、今に続いていた。中身は昔のようにインチキではないのだろうが、素晴らしいことである。

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